【七五三お参りの六曜解説】大安・先勝・先負・友引・赤口・仏滅の意味と選び方 | フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)

【七五三お参りの六曜解説】大安・先勝・先負・友引・赤口・仏滅の意味と選び方

公開日2025年1月7日更新日2025年1月24日

【七五三お参りの六曜解説】大安・先勝・先負・友引・赤口・仏滅の意味と選び方

七五三のお参りは六曜(大安・先勝・先負・友引・赤口・仏滅)を気にするべきか

七五三のお参りは大安を選ぶべきなのか?

仏滅にお参りに行っていいのか?

先勝や友引、赤口とはどういう意味なのか?

など、七五三のお参りの際に、六曜を気にしなければいけないのかと悩まれる方が多くいます。

この記事では、

そもそも六曜とは何か?

各六曜はどのような意味を持つのか?

七五三のお参りでは六曜を重視するべきか

などについて解説していきます。

六曜とは?六曜の由来

六曜とは日の吉兆(よいこと、おめでたいことの前触れ)を判断する考え方の一つです。

14世紀頃に中国から日本に伝えられたとされています。

幕末以降に広まり、江戸時代の終わり頃から、現在のように日の吉兆を占うものへと変化したとされています。

六曜の信憑性は?

六曜の信憑性は低いとされることが多いようです。

理由として、

・様々な歴史を経て今の時代のものに名称や順序も変わっていったということ

・根拠が不明なこと

・宗教とは一切関係がないこと

などが挙げられます。

明治時代には、暦注が流行し、信じた人が暴走してしまうことが現れました。

その結果、暦注は迷信であるとして、使用が禁止されたという歴史もあります。

六曜の日付の決まり方

いつがどの六曜になるかは

・各月の1日が六曜のうちの何になるか

・どういう順序で六曜が割り振られるか

の2点で決まります。

まず各月の1日がどの六曜になるかに関しては、

・1月、7月の1日は「先勝」

・2月、8月の1日は「友引」

・3月、9月の1日は「先負」

・4月、10月の1日は「仏滅」

・5月、11月の1日は「大安」

・6月、12月の1日は「赤口」

となっています。

1日の六曜が決まると、そこから、

先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口

の順で割り振りがされます。

六曜の意味

大安

六曜の中でも最も吉日とされています。

「おおいに安し」を意味し、1日を通して万事において良きを維持できるとされます。

開業や開店、登記、建築、オフィス移転なども、六曜の中で大安が最もふさわしいとして選ばれやすい傾向があります。

友引

結婚式や入籍などおめでたい行事は歓迎され、大安に続いて選ばれやすい傾向があります。

元々は共に引き分け、勝負がつかない日であるとされていました。

現在は友を引くという意味で捉えられるようになっていて、幸せのお裾分けに適した日、一方亡くなった人が友を呼び寄せる日といった意味を持ちます。

そのため、結婚式は歓迎されるが、葬式は避けるべきとされます。

時間帯としては、朝夕が吉で、11時~13時が凶とされます。

先勝

できる限り先回りして動いた方が良いとされています。

「先んずれば勝ち」という意味をもち、午前は吉、午後は凶とされます。

予定があるならば、午前中にしておくべきとされます。

先負

何事も控えめに平静を保つ日とされています。

また、争いごとにも向かない日とされ、訴訟や勝負事や、契約なども良い結果を得られないとされます。

「先んずれば負ける」という意味を持ち、午前は凶、午後は吉とされます。

どうしてもこの日に何かすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうかをあらかじめ検討しましょう。

赤口

六曜の中で、凶とされます。

赤い口の鬼に由来し、災いをもたらす日とされています。

また、赤という字のイメージから、火や刃物の取扱に注意すると言った意味合いもあります。

友引とは逆に、11時~13時にあたる時間帯は吉となります。

赤口の日に何かする予定の場合は、11時~13時にすませておくと安心です。

仏滅

六曜の中で最も凶日とされます。

元々は「虚亡」と呼ばれ、その後「物滅」に変わり、現在の「仏滅」になったとされます。

文字通り尊い仏をも滅ぼすという意味を持ち、基本的に何をしても良い結果を得られないとされます。

ただし、最近に関しては、滅びることで新たなスタートを切れるといったポジティブな考え方をし、あえて仏滅を選ぶ場合もあります。

七五三では六曜を気にするべきか

七五三は日本の神道に由来し、六曜は中国の思想で俗信とされるため、七五三のお参りの際は、基本的には気にしなくても良いとされています。

また、六曜は宗教とも無関係で、神社は仏滅でも祈祷を受け付けています。

ただし、六曜を重視する方もいることには注意が必要です。

親族に六曜を気にする方がいるかどうかを確認し、気にする人がいる場合は、六曜を意識した七五三お参りの日を定めるとよいでしょう。

 

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