七五三 | 奈良の写真撮影と着物レンタルはフォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)

七五三でもらう千歳飴とは?意味・由来や食べ方など

【七五三の千歳飴とは?】意味・由来やもらい方、食べ方など

七五三でもらう千歳飴とは

千歳飴は、七五三などでの祝い菓子とされます。 原料は水あめと砂糖で、別名「せんざい飴」や「千年飴」、「寿命飴」とも呼ばれます。

千歳飴の特徴

千歳飴の特徴として、まず名前があげられます。 千歳という名前から長い年月を意味し、いつまでも健やかに長生きできるようにという想いが名前に込められています。 色は縁起の良い色とされている紅白で2本セットになっていることが一般的です。 ただし、現在はおしゃれさを重視したカラフルな色の千歳飴もあります。 形は細長い形をしていて、細く長く生きますようにという意味が込められています。 サイズは直径1.5cm、長さ1m以内と決められています。

千歳飴の袋の特徴

千歳飴の袋には縁起物として鶴亀や松竹梅が描かれていることが多いです。 鶴亀は、「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、長寿のシンボルとなっています。 また、松竹梅は、同じく長寿を示す縁起物とされています。 松は冬でも枯れず青々としていることや寿命が数百年とも言われることから長寿の象徴になっています。 竹は折れにくく成長も早いことから生命力や成長の象徴とされます。 梅は老木となっても、春もまだ遠く寒い頃から香り高い花を咲かせるため気高さや長寿を意味します。

千歳飴の意味・由来

千歳飴の意味は飴、袋ともに一貫して、子供の今後の健やかに長生きすることへの願いを込めたものとなっています。 また、千歳飴の由来は江戸時代とされています。 千歳飴の発祥は説がいくつかあります。 まず、大阪の飴売りを発祥とする説です。 大阪の飴売りが飴の販路を拡大するために、江戸に出て飴を売り始めました。 その飴を食べれば千歳まで生きられるとして、人気になったことを発祥とする説があります。 また、江戸の飴売りが紅白の飴を千年飴として売り始め、これが縁起の良い飴として評判になったという説もあります。 他にも神田明神の社頭で売られていた飴が発祥になったとされる説もあります。

七五三の際、千歳飴はどのように手に入れるのか?

七五三では定番となっている千歳飴ですが、実際はどのように手に入れるのでしょうか? もらう場合と買う場合があります。 まずもらう場合は、神社のご祈祷を受けるともらえる場合があります。 七五三のシーズンに神社でご祈祷を受けると、千歳飴を配っている神社も多くあります。 ただし、期間限定の場合や、なくなり次第終了になる場合が多いので、事前にご祈祷を考えている神社に確認しておくと安心です。 また、親族にもらう場合もあります。 千歳飴は七五三のお祝いのお菓子とされ、親戚からの贈り物に用いられる場合も多くあります。 一方買う場合は、七五三の時期である11月が近づいてくるとスーパーやデパートに千歳飴が売られるようになります。 他にもネットショップで購入することもできます。

千歳飴の食べ方

千歳飴は縁起の良い形をしていますが、細長く食べにくい形をしています。 長生きするという意味が込められていますが、食べる際は、切ったりして食べやすいサイズにして食べても問題はありません。 神社でのご祈祷の帰り道に歩きながら食べるのは、転んだりした際に危ないので避けるようにしましょう。

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【七五三お参りの方法】参拝や祈祷の流れ・作法・マナー

【七五三お参り】参拝や祈祷の流れ・作法・マナーは?

七五三のお参りに関して、参拝のみにするべきか祈祷も受けるべきか悩まれる方も多いかと思います。 また、お参りに行く際も、初めての場合は、流れや作法・マナーが心配になることもあるかと思います。 本記事では、七五三お参りの際の参拝や祈祷に関して、そもそも参拝や祈祷はどのようなものかや、参拝や祈祷を受ける際の流れや作法・マナーについて解説します。

七五三お参りの参拝や祈祷とは何か?どう違うのか?

七五三のお参りとは神社やお寺を訪れ、神様や仏様を拝むことを指します。 七五三のお参りは、 ・お賽銭を入れ拝礼するのみするパターン ・お賽銭を入れ拝礼&ご祈祷を受けるパターン があります。 お賽銭を入れ拝礼する場合は、神社に訪れ、お賽銭箱にお賽銭を投入し、神様に感謝をしたり、加護をお願いしたりします。 ご祈祷を受ける場合は、社殿にあがり、神職に祝詞を読んでもらい神様にお願いを伝えます。 ご祈祷はお賽銭を入れて拝礼することに比べ、より丁寧なお参りの方法と言えます。 七五三のお参りを考えている方は、お賽銭を入れて拝礼のみをするか、お賽銭を入れて拝礼&祈祷を受けるかをします。

七五三お参りを神社で拝礼する場合の流れと作法・マナー

七五三の際に、お賽銭を入れて拝礼をする場合の流れは ・鳥居をくぐって神社に入る ・参道を通る ・手水舎で心身を清める ・社殿前で一礼し、お賽銭を入れて鈴を鳴らす ・鳥居をくぐり神社を出る という流れになります。

鳥居をくぐって神社に入る

鳥居は一般社会である俗世と神様がいる神域を区切る結界を意味します。 神社内は神様が祀られた神聖な場所のため、鳥居の前で身なりを整え、中央を開けた場所で一礼をしてから鳥居をくぐります。

参道を通る

参道の真ん中は正中と呼ばれ、神様が通る道とされます。 そのため、参道を通る際は端を歩きます。 真ん中を横切る際は軽く頭を下げながら通ります。

手水舎で心身を清める

右手で柄杓をとって水を汲み、左手に水をかけて左手を清めます。 その後、柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけて右手を清めます。 両手が清められたら柄杓を右手に持ち直し、左手に水を溜めて口に含みすすぎ口を清めます。 最後に柄杓を立てるようにして柄の部分に水を流し伏せて元の場所に戻します。 これらの動作を柄杓1杯の水で対応します。

社殿前で一礼し、お賽銭を入れて鈴を鳴らす

社殿に着いたら、まずは一礼し、お賽銭をそっと入れます。 この際、お賽銭を強く投げ入れるのはマナー違反になります。 鈴があれば鳴らし、神様に自身が来たことを知らせます。 その後二礼二拍手一礼をします。 姿勢を正し、深いお辞儀を2回し、右手を少し下にずらして、柏手を2回打って手を合わせ、子供の無事成長を神様に感謝し、今後の健やかな成長をお祈りします。 最後にもう一度深くお辞儀をして終えます。

鳥居をくぐり神社を出る

神社を出る際も、鳥居をくぐる前に神社の方を向き一礼をしてから、鳥居をくぐり神社を出ます。

七五三お参りをお寺で参拝をする場合の流れと作法・マナー

お寺で参拝をする場合の流れは、 ・山門を通ってお寺に入る ・手水舎で心身を清める ・常香炉の煙で体を清める ・鐘楼で一礼して鐘を撞く ・本堂でお賽銭を入れ拝礼 ・焼香台で焼香をする ・山門で一礼してお寺を出る

山門を通ってお寺に入る

山門は俗世との境を表す門とされます。 お寺の参拝前はまず身なりを整えます。 山門(入口)の前で本堂の方を向いて合掌一礼してから入ります。 敷居は踏まずにまたいで進みます。 この際、女性は右足から、男性は左足からと、入る足が異なるとされる場合もあります。

手水舎で心身を清める

手水舎で手と口を清めます。この方法は基本的に神社の手水舎での作法と同じです。 右手で柄杓を持って、左手を清め、柄杓を持ち持ちかえて右手を清めます。 最後に手のひらに水を溜めて口に含み、軽くすすいで口を清めたら、左手で口元を隠して、そっと水を吐き出します。

常香炉の煙で体を清める

常香炉があれば、煙で体を清めます。 お線香を供え、煙を受けて心身を清めます。 この際、お線香の火は口で吹き消すのではなく、手で風を送って消します。

鐘楼の作法とマナー

鐘楼を撞いてよいお寺の場合は、参拝前に仏様への挨拶の意味で撞きます。 鐘を撞く前に合掌一礼して心を整えます。 鐘を撞いた後は、合掌してお祈りし、合掌したまま一礼をします。 鐘を撞くのは基本的に本堂での参拝前に行います。

本堂でお賽銭を入れ拝礼

本堂でお賽銭を入れるときは合掌して一礼をします。 お賽銭は投げ入れるのではなく、そっと入れ、鰐口があれば鳴らします。 鰐口は参拝前の挨拶や音色をお供えする意味があります。 その後、合掌しながら一礼し、お願いごとがあれば念じます。 再度一礼して本堂を後にします。

焼香台で焼香をする

焼香台があれば、焼香をします。 合掌して礼をして、右手の親指と人差し指と中指でお香をつまみます。 左手を右手の下に添え眉間の高さまで、持ち上げます。 その後香炉の炭の上に丁寧にお香をくべ、合掌して礼をします。 焼香の回数は宗派によって異なることがありますので、不安な場合は1回にします。

山門で一礼してお寺を出る

お寺を出る際は、山門の前で再度一礼し、山門を出ます。

七五三お参りの際のお賽銭の額はいくらが適切か?

お参りの際のお賽銭は縁起が良いとされる金額と縁起が良くないとされる金額があります。 お賽銭で縁起が良いとされる金額は、語呂に合わせて縁起の良い金額を決める方法と、硬貨の形から縁起の良い金額を決める方法があります。 語呂に合わせる方針では、縁起のよい金額では、 ・5円:ご縁がある ・15円:十分なご縁がある ・25円:二重のご縁がある ・115円:いいご縁がある ・125円:十二分なご縁がある ・415円:よいご縁がある などがあります。 また、硬貨の形として、硬貨の真ん中に穴が開いている、5円や50円は運が通りやすくなる、または見通しが良くなると言われ縁起が良いとされています。 ちなみに、115という数値は語呂の面でも、硬貨の形の面でも、また、風水の面でも良いとされています。 一方縁起が良くないとされる金額は、 ・10円:遠縁 ・33円:散々 ・65円:ろくなご縁がない ・75円:何のご縁もない ・85円:やっぱりご縁がない ・95円:苦しいご縁 ・105円:当分ご縁がない ・500円:これ以上の効果(硬貨)がない などがあります。 七五三お参り時のお賽銭に関しては以下記事でより詳しく解説しています。 【七五三お参り】お賽銭はいくらが適切?おすすめの金額は?

七五三お参りの際の祈祷とは?

祈祷とは社殿にあがって神職に祝詞をよんでもらい、神様にお願いを伝える儀式です。 祈祷と似た言葉に祈願がありますが、祈祷は神職に行ってもらうのに対し、祈願は自身が神様に願いを捧げることを指す場合が多いです。 神社での祈祷は大体9時~16時半くらいで受け付けています。 祈祷は予約が必要な神社と予約が不要な神社があります。 祈祷を考えている方は、検討している神社に、予約が必要か、祈祷の受付時間などを確認をしてみましょう。

七五三の祈祷を受ける際の流れと作法・マナー

七五三の祈祷の流れは、まず受付から始まります。 社務所がある神社の場合は社務所で申込用紙を記入します。 その際に初穂料を納めます。 受付が終わったら、待合室にてご祈祷の順番を待ちます。 順番が来たら案内に従って社殿へと進みます。 社殿で祈祷の儀式が始まります。 まずは修祓と呼ばれるお祓いをして心身を清めます。 その後、神職が神様と参拝者の間をとりもつ祝詞を奏上します。 神職が祝詞を奏上する間は頭を下げておきます。 その後、玉串を呼ばれる榊の枝に紙垂をつけたもので神様に捧げ、拝礼します。 以上が祈祷の一般的な流れになります。 感染症対策などもあり、流れが異なる神社も多いため、気になる方は神社のHPを確認してみましょう。

七五三祈祷の際の初穂料の事前準備と相場に関して

七五三祈祷の際の初穂料の料金の相場としては5,000円~10,000円が一般的です。 初穂料の料金・費用は神社によって異なるため、事前にご祈祷をお考えの神社のHPや問い合わせをして金額を確認しておきましょう。 初穂料の事前準備はのし袋(熨斗袋)を用意します。 七五三のお参りの際は、のし袋(熨斗袋)は紅白の水引が蝶結びになっているものを用意します。 次に、のし袋(熨斗袋)に毛筆や筆ペンを使用して、記入をしていきます。 のし袋の書く場所は、 ・のし袋(熨斗袋)表面 ・中袋表面 ・中袋裏面 ・のし袋(熨斗袋)裏面 があります。 のし袋(熨斗袋)の表面には、中央上部の水引の上くらいの位置に、「初穂料」または「御初穂料」もしくは「御礼」と記載します。 中央下部にフルネームでご祈祷を受ける子供の名前を書きます。 この際の文字は上部に書いた文字よりも小さく書きます。 また、神主の読み間違えを防ぐため、名前の横にふりがなを書いておくと安心です。 中袋の表面には、中央やや上に金額を記入します。 金額は漢数字で記入します。旧字で記入するとより丁寧です。 中袋の裏面の左下に「郵便番号」、「都道府県からの住所」、「氏名」を記入します。 のし袋(熨斗袋)の裏面には、中袋がなかった場合に、左下に「金額」、「郵便番号」、「都道府県からの住所」、「氏名」を記入します。 七五三の初穂料の際のお金の包み方は、お札を表にして、印刷されている人物の顔が上に来るように入れます。 のし袋の中に入れるお札は新札を入れるようにします。 のし袋(熨斗袋)は、お祝いごとでは下の折を上の折にかぶせます。 七五三お参り時の初穂料の由来や渡し方、玉串料やお布施との違いは下記記事でも紹介しています。 【七五三祈祷】初穂料・玉串料・お布施の使い分けと料金相場

七五三お参りの際の持ち物は?

七五三お参りや祈祷の際の持ち物は以下のようなものがあります。 ・初穂料とのし袋(七五三お参りでご祈祷を受ける場合のみ) ・お賽銭用の小銭 ・着物で食事をする場合はタオルやエプロン・ハンカチを用意 ・天気が悪い可能性がある場合は雨具(傘・レインコートなど) ・着替えがしんどくなった場合の着替え ・草履が痛くなった場合に備えて靴と靴下・絆創膏 ・お参りの写真撮影をするためのカメラ ・気温が低そうな場合は手持ちカイロ、ブランケット、ストールなどの防寒具 ・ヘアセットが崩れた時はヘアピンがあると便利 ・包装された一口サイズのおやつ ・こぼれて着物を汚さないようにストロー付の水筒 七五三お参り当日の持ち物は下記の記事でも詳細に紹介しています。 【七五三お参り】参拝時の持ち物・必要なもの

七五三のお参りはいつが混雑するか

前述の七五三の日とされる11月15日は祝日ではなく、平日になる年もあれば、土日になる年もあります。 平日は学校や仕事の都合もあるため、11月15日周辺の土日祝が混雑する時期します。 混雑を避けるために時期を多少ずらす人も多く、10月~12月前半がお参りの混む時期となります。 神社のご祈祷は年中受付をしている神社も多く、時期をずらす場合は、事前に確認しましょう。 また、ご家庭によっては六曜を重視する方もいるため、大安の日はより混みやすくなります。 まとめると11月15日周辺の土日祝で大安の日などが、その年の七五三の一番混む時期となります。 七五三を何歳で行うか、数え年・満年齢についてお参りや、写真撮影のおすすめの時期などは以下の記事にて解説をしています。 【七五三をいつする?】年齢(数え年・満年齢)、お参り・写真撮影のおすすめ時期

七五三のお参りはどこに行くか

七五三のお参りをどこにするかの良くある判断基準としては、まず自身の氏神様の神社に行くということがあります。 次に、家の近くの神社を選ぶということもあります。 この場合、移動時間が少なくスケジュール調整や手間が少ないという特徴があります。 次に、お宮参りで行った神社にお参りするということもあります。 子供の成長を同じ神様にずっと見守っていただけるのは安心感があります。 また、特別の思い入れや思い出のある神社を選ぶこともあります。 その他、有名な神社を選ぶということもあります。 七五三のお参りに有名な神社にお参りを行くと、その神社に行ったことが記念や思い出にもなります。 この機会に初めて行く神社を選ぶということもあります。 最後に、着物のレンタルをするフォトスタジオに近い神社を選ぶということもあります。 着物をレンタルし、当日支度をしてもらうフォトスタジオの近くの神社を選ぶことで、着物での移動が少なく、手間や子供の負担を少なくお参りをすることができます。 七五三のお参りをどこにいくべきかに関しては、以下記事にて詳細の解説をしています。 七五三のお参りはどこへいくべき?どの神社を選ぶべきか?

七五三の参拝の際の両親、祖父母、兄弟姉妹の服装は?

両親(母親・父親)も、祖父母も、兄弟姉妹も共通して意識すべきことは ・主役の子供を引き立てる服装にすること(派手な色や柄にしないこと) ・主役の子供よりも格が高くならない服装を選ぶこと ・カジュアルすぎないこと ・派手な服装や露出の多い服装にしないこと があります。 七五三お参り時の両親や祖父母、兄弟姉妹の服装に関しては以下記事で詳細の解説をしています。 【七五三のお参り時の適切な服装は?】両親(母親・父親)、祖父母、兄弟姉妹など  

奈良で七五三の写真撮影と着物レンタルをするならフォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)へ

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【七五三をいつする?】年齢(数え年・満年齢)、お参り・写真撮影のおすすめ時期

七五三のいつに関する疑問の解説(何歳?お参り・写真撮影・着物準備の時期は?)

七五三をいつ行うかのタイミングで悩むことは、大きく分けて、 どの年に行うか?何月に行うか?お参り、写真撮影、着物準備のおすすめ時期などがあります。 ここでは七五三をいつ行うかに関して、悩みやすいポイントを以下の順に解説します。 ・【七五三はいつ行う?】何歳で行うのが一般的か(3歳?5歳?7歳?) ・【七五三は数え年・満年齢のどちらで行うべきか?】数え年と満年齢の違いと注意点 ・【七五三の日はいつ?】11月15日の由来とおすすめの日程 ・【七五三のお参りはいつがベスト?】混雑を避けるための時期とおすすめ日 ・【七五三の写真撮影はいつがベスト?】混雑を避けるためのおすすめ時期 ・【七五三の着物準備はいつから始めるべき?】レンタル予約のおすすめの時期

【七五三はいつ行う?】何歳で行うのが一般的か(3歳?5歳?7歳?)

七五三を何歳で行うかについて、七五三の元になった儀式から判断をすることが多いです。 3歳の七五三に関しては、「髪置の儀」という儀式が元になっていて、男の子、女の子両方が対象の儀式のため、3歳の七五三は男の子、女の子両方が対象になります。 5歳の七五三は、「袴着の儀」という儀式が元になっていて、男の子を対象にした儀式のため、5歳の七五三は男の子が対象になります。 7歳の七五三は、「帯解の儀」という儀式が元になっていて、女の子が対象の儀式のため、7歳の七五三は女の子が対象になります。 まとめると3歳の七五三は男の子、女の子の両方が対象、5歳の七五三は男の子が対象、7歳の七五三は女の子が対象となります。 ただし、七五三がお子様の成長に感謝し、お祝いをすることが主旨の行事になりますので、5歳を女の子で行っても、7歳を男の子で行っても問題はありません。

【七五三は数え年・満年齢のどちらで行うべきか?】数え年と満年齢の違いと注意点

お子様の七五三のタイミングを考えるにあたり、多く疑問に上がってくるのが、満年齢の3歳、5歳、7歳で七五三をするべきなのか、それとも数え年の3歳、5歳、7歳で七五三をするべきなのかということです。 満年齢とは現在の一般的な年齢の数え方で、生まれたときを0歳として、誕生日をむかえる度に1歳加える考え方です。 一方、数え年とは、生まれたときを1歳として、元日が来る度に1歳加えるという昔の年齢の数え方になります。 結論でいうと、七五三は満年齢で行っても、数え年で行っても問題はありません。 ただし、以下のような点に留意する必要があります。数え年で七五三を行う場合は、数え年3歳のお子様が着物を着られそうかや、写真撮影ができそうかに注意します。 3歳の数え年は満年齢2歳で、いやいや期の場合や、ママから離れられない場合も多くあります。せっかく親族と予定を合わせたのに、着物が嫌で着られない場合もありますので、お子様の様子を見て判断する必要があります。 また、満年齢で七五三をする場合は、もしその年何かの都合で七五三が出来なくなった場合、周りよりも1歳過ぎた状態で七五三をすることになります。数え年で七五三をお考えの場合は、何かあっても満年齢で再度実施することができますが、満年齢の場合は翌年再度行う場合、1歳すぎた状態で行うことになります。 また5歳の七五三でお宮参りのときに使用した産着を使用しようと考えている場合、5歳のタイミングではサイズが小さくなっている可能性が高くなってきます。そのため、5歳の七五三で産着を使用したい場合は、満年齢よりも数え年で七五三を行うことも検討するのもおすすめです。

【七五三の日はいつ?】11月15日の由来

七五三の日は11月15日とされています。七五三の日が11月15日とされる理由には、いくつかの説があります。 代表的な説は、まず11月になったのは、収穫を終え神様に感謝する時期が11月という説があります。 また、15日になった説は、15日が鬼の出歩かない日とされ吉日とされた説や、七五三の7と5と3を足すと15になるという説、徳川綱吉の子の徳松の健康祈願のお祝いが11月15日だったという説などがあります。

【七五三のお参りはいつがベスト?】混雑を避けるための時期とおすすめ日

前述の七五三の日とされる11月15日は祝日ではなく、平日になる年もあれば、土日になる年もあります。 平日は学校や仕事の都合もあるため、11月15日周辺の土日祝が混雑する時期します。 混雑を避けるために時期を多少ずらす人も多く、10月~12月前半がお参りの混む時期となります。 神社のご祈祷は年中受付をしている神社も多く、時期をずらす場合は、事前に確認しましょう。 また、ご家庭によっては六曜を重視する方もいるため、大安の日はより混みやすくなります。 まとめると11月15日周辺の土日祝で大安の日などが、その年の七五三の一番混む時期となります。

【七五三の着物準備はいつから始めるべき?】レンタル予約のおすすめの時期

写真館ではその年のお参りのレンタルは大体3,4月頃から予約受付をします。 お参り用の着物の予約は早いほどよいです。なぜなら、七五三の着物は早いもの勝ちだからです。 同じ日付で同じ着物を他の方がご予約をした場合、キャンセルがない限りはその着物の予約ができません。 また予約が早い方が料金をお得にしているお店も多くあるので、ご予約は早めがおすすめです。 予約を早く行う場合は、予定が合わなくなる場合や、体調不良などもありますので、日程変更の際に料金がかかるのかを事前に確認をしておくと良いです。

喪中・忌中の際の七五三のお参りや写真撮影は避けるべきか、しても良いのか

喪中や忌中に子供が七五三を迎える場合は、忌中は避けるべきだが、喪中は避けなくても問題はないと言われています。 その理由として、忌中は死の穢れをまとった期間とされていて、お祓い以外の目的で神社を訪れるのは避けるべきとされているためです。 それに対し喪中は、喪に服す期間と考えられていて、神社を訪れても問題はないと言われています。 以上の理由から、忌中の期間は神社への参拝は避け、喪中の期間なら問題ないとされています。 写真撮影は年間通して問題ないと考えられるため、特に期間を気にしなくても問題ありません。 ただし、喪中や忌中の期間には考え方が人によって異なることがあり、神社も年間を通してご祈祷を受け付けている所も多いため、家族や親族と相談して、七五三のお参りや写真撮影の期間を検討するのがおすすめです。 また、仏教では死を穢れとしないため、忌中にお寺にお参りをいくことには問題ないとされています。 家族と相談し、必要に応じてお参りをお寺に行くことを検討してみることも選択肢のうちの一つとなります。  

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【七五三の写真撮影をどうしている?】写真撮影をするか?撮影はどこを利用したか?など?アンケート調査

【七五三実態調査】写真撮影はどこに依頼したか?依頼先選定のポイントなど

七五三は3歳、5歳、7歳の子供の成長の感謝と、今度の健やかな成長を祈る日本の伝統行事です。 七五三の中のメインイベントの一つに写真撮影があります。 スマホやカメラの性能が進化してきているなか、また個人のカメラマンも増えてきているなか、他の方がどのようにしているか気になる方も多いかと思います。 そこで、七五三の写真撮影にまつわる実態調査を第三者機関を用いて行いました。

【七五三実態調査】調査概要

今回の第三者機関による七五三の実態調査の調査概要は以下になります。 ・調査期間:2024年10月3日~10月7日 ・調査方法:インターネット調査 ・調査対象:子供を持ち、子供の七五三のお祝いをしたことがある20代~40代の女性 ・調査人数:332人 ・ミニター提供元:日本ビジネスリサーチ

【調査結果①】子供が七五三を迎えるにあたり、約95%の家庭が記念写真撮影をしている

調査①では子供が七五三を迎えるにあたり、記念写真撮影をしたかをアンケートしました。 その結果、「はい」と答えた方が94.6%、「いいえ」と答えた人が5.4%という結果になりました。 この結果から、七五三は子供の大切な節目のため、写真を撮って形に残している方がほとんどと言えます。 七五三実態調査グラフ1

【調査結果②】七五三撮影を専門の業者に依頼した人が約90%

調査②では七五三撮影を専門の業者に依頼したかをアンケートしました。 その結果、「はい」と答えた方89.8%、「いいえ」と答えた方が10.2%でした。 この結果から、スマホやカメラの性能は進化しているが、七五三の写真撮影は専門の業者に依頼する方がほとんどということが言えます。 やはり七五三は子供の大切な節目のタイミングなので、自分で撮影をするよりも専門のプロに依頼をすると考える方がほとんどということでしょうか。 七五三実態調査グラフ2

【調査結果③】七五三撮影に関する情報収集はWeb検索や友人・知人・家族からの紹介が大半

調査③では七五三撮影に関する情報収集をどのようにしたかを複数回答可でアンケートしました。 その結果「Web検索」と答えた方が63.8%、「友人・知人からの紹介」と答えた方が22.0%、「SNS」と答えた方が7.8%、「TV」と答えた方が6.4%、「書籍・雑誌など」と答えた方が3.2%、「その他」と答えた方が5.3%となりました。 この結果から、大半の方がWeb検索や友人・知人・家族からの紹介で情報収集をしており、SNSなどは以外にも少なかったと言えます。 SNSなどの浅い情報ではなく、紹介やWeb検索するなど、信頼できる情報元から、じっくり調べている傾向を感じるのは、七五三という機会が重要であったり、予算も必要になるイベントであるから慎重に信頼できる情報元から調査していると考えられます。 七五三実態調査グラフ3

【調査結果④】約92%の家庭が七五三撮影をフォトスタジオで行っている

調査④では、七五三撮影を依頼した先はどこかをアンケートしました。 その結果、「地元のフォトスタジオ・写真館」と答えた方が38.3%、「希望の条件に合うフォトスタジオ・写真館」と答えた方が35.1%、「評判の良いフォトスタジオ・写真館」と答えた方が18.4%、「地元のカメラマン」と答えた方が3.6%、「希望の条件に合うカメラマン」と答えた方が2.1%、「評判の良いカメラマン」と答えた方が5.0%、「その他」と答えた方が0.7%となりました。 この結果から約92%の方がフォトスタジオを利用していることが分かりました。 子供の表情の引き出しもやってくれたり、普段切れない着物やドレスが着れることや、個人ではなくプロがやっているため安心などのフォトスタジオ独自の要素が七五三では重視されていると考えられます。 七五三実態調査グラフ4

【調査結果⑤】七五三撮影の依頼先選定のポイントは何でしたか?(複数回答可)

調査⑤では七五三撮影の依頼先選定のポイントは何かをアンケートしました。 その結果、「自宅からの距離的な近さ」答えた方が60.6%、「貸衣装などの付帯サービスの充実度」と答えた方が56.4%、「料金のリーズナブルさ」と答えた人が48.6%、「撮影実績」と答えた人が21.6%、「担当者の対応」と答えた人が12.8%、「撮影機材や撮影技術」と答えた人が10.6%、「その他」と答えた人が0.7%となりました。 この結果から、七五三はお参りなどもあるため、自宅からの距離が近い所を選ぶのでは考えられます。 また七五三の醍醐味の中に、着物やドレスなど普段着れない衣装で写真を撮るということがあるので、衣装を重視する方も多いと考えられます。 七五三実態調査グラフ5

【調査結果⑥】七五三撮影を依頼した結果8割以上の方が満足している

調査⑥では七五三撮影を依頼した結果、どう感じているかをアンケートしました。 その結果、「非常に満足している」と答えた人が31.2%、「満足している」と答えた人が52.5%、「普通」と答えた人が15.6%、「少し不満」と答えた人が0.7%でした。 この結果からほとんどの方が七五三撮影をフォトスタジオ・写真館に依頼し、満足しているという結果が分かりました。 七五三実態調査グラフ6

まとめ:七五三撮影の実態

七五三撮影に関しては、ほとんどの方が写真撮影を行い、かつフォトスタジオ・写真館に依頼し、ほとんどの方が満足していることが分かりました。 スマホやカメラの性能は進化しましたが、大切な七五三撮影の機会だからこそ、知人や家族からの紹介や自身で調べた信頼できるフォトスタジオ・写真館に大半の方が依頼をされるようです。

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奈良の七五三の写真撮影と着物レンタルはフォトスタジオワタナベ渡辺写真館 フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)は奈良県奈良市に3店舗、橿原市に1店舗、広陵町に1店舗、京都府木津川市に1店舗があります。「ワタナベの七五三」にて七五三の前撮り・後撮りやお参りの着物レンタルや当日支度を行っています。家族にとって一生忘れない特別な時間を、幸せな体験と写真にしてお届けします。また「ワタナベの七五三」では撮影料、お衣装代、お支度代、兄弟の衣装、パパママ衣装が無料といった特典を盛り沢山にご用意しています。詳細は以下リンクをご覧ください。 ・七五三(前撮り・後撮り) | 奈良市・橿原市・広陵町・木津川市の写真撮影と着物レンタルなら七五三着物レンタル|奈良市・橿原市・広陵町・木津川市の写真撮影と着物レンタルなら   フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)の店舗一覧 ・奈良本店(奈良県奈良市鶴福院町26) 0742-26-3344 ・奈良 押熊店(奈良県奈良市押熊町1247-1) 0742-41-1188 ・奈良 柏木店(奈良県奈良市柏木町486-5) 0742-34-5001 ・奈良 橿原店(奈良県橿原市土橋町370-1) 0744-25-6000 ・広陵町 真美ケ丘店(奈良県北葛城郡広陵町馬見中2丁目6-26) 0745-55-0110 ・京都 木津川店(京都府木津川市州見台1丁目1-1-1ガーデンモール木津川2F) 0774-75-1800

【七五三のお参り時の適切な服装は?】両親(母親・父親)、祖父母、兄弟姉妹など

七五三のお参り服装ガイド:両親(母親・父親)、祖父母、兄弟姉妹の服装選びの基本

  七五三におけるお悩みの一つが両親(母親・父親)・祖父母・兄弟姉妹が一緒にお参りに行く場合にどのような服装にするかということです。 この記事では、 ・両親(母親・父親) ・祖父母 ・兄弟姉妹 が七五三のお参りに一緒に行く場合に、どのような服装にすべきかについて解説します。

【七五三の服装】両親(母親・父親)・祖父母・兄弟姉妹の共通のポイント

両親(母親・父親)も、祖父母も、兄弟姉妹も共通して意識すべきことは ・主役の子供を引き立てる服装にすること(派手な色や柄にしないこと) ・主役の子供よりも格が高くならない服装を選ぶこと ・カジュアルすぎないこと ・派手な服装や露出の多い服装にしないこと があります。

【七五三の両親(母親・父親)の服装】一般的なパターンと意識するべきこと

七五三のお参り時における両親(母親・父親)の服装選びは、一般的なパターンとしては
  • 父親(パパ)がスーツ、母親(ママ)がワンピースorセレモニースーツの洋装スタイル
  • 父親(パパ)がスーツ、母親(ママ)が着物の混合スタイル
  • 父親(パパ)が着物母親(ママ)も着物の着物スタイル
があります。①②が特に人気のスタイルになっています。

母親(ママ)の七五三お参り時の服装について

七五三のお参り時に母親(ママ)が意識すべき服装・衣装のポイントは、 ・主役の子供を引き立てる服装であること ・主役の子供よりも格が高くならない服装を選ぶこと(留袖はNG) ・主役の子供が洋装の場合は、母親(ママ)は和装を着ないこと ・丈の短いスカートや露出の多い服装は避けること ・派手な色や柄の服装は避けること ・派手なアクセサリーや装飾は避けること がなどがあります。 前提として、子供より格を上げないことがあります。 基本的には、和装は洋装よりも格が高くなります。 主役のお子様が洋装でお参りに行く場合は、母親(ママ)は着物を着ないようにしましょう。 主役のお子様が着物を着て、母親(ママ)も着物を着る場合のおすすめは訪問着・付け下げ、色無地の着物がおすすめです。 留袖は主役の子供よりも格が高くなってしまうので、避けます。 母親(ママ)が洋装を着る場合はワンピースやセレモニースーツがおすすめです。 この際、露出が多くならないように、丈が膝よりも上にならないようにしましょう。 和装か洋装かの判断のポイントの一つとして、子供の面倒を見てくれる祖父母がいるかが挙げられます。 祖父母が面倒を見てくれる場合は、着物も良いでしょう。 子供が元気で動き回る場合は、動きやすい洋装がおすすめです。

父親(パパ)の七五三お参り時の服装について

七五三のお参り時に父親(パパ)が意識すべき服装・衣装のポイントは、 ・主役の子供を引き立てる服装であること ・主役の子供よりも格が高くならない服装を選ぶこと(黒紋付羽織袴はNG) ・カジュアルすぎないこと などがあります。 母親(ママ)の時と同様、主役のお子様よりも格を上げないことが重要です。 主役のお子様が洋装の場合に父親(パパ)は着物を着ないようにしましょう。 主役のお子様が着物を着て父親(パパ)も着物を着る場合は、羽織袴がおすすめです。 黒紋付羽織袴は主役のお子様よりも格が高くなってしまうので、避けます。 パパがスーツを着る場合は、普段来ているビジネススーツで問題ありません。 スーツは派手な色は避け、黒やネイビー、グレーなど落ち着いた色がおすすめです。 ネクタイの色に関して、黒は喪服を連想させるため、黒色は避けます。 また、ジーンズやTシャツ、パーカーなどラフすぎる格好は避けるようにしましょう。 ちなみに、父親(パパ)がスーツ・母親(ママ)が着物というスタイルは良くあるスタイルですが、逆の母親(ママ)がスーツ、父親(パパ)が着物というスタイルはほとんどないスタイルになりますので、注意が必要です。  

【七五三の祖父母の服装】主役の子供や両親(母親・父親)との兼ね合い

七五三の祖父母の服装も、両親と同じように主役の子供を引き立てる服装を意識することが大切です。 両親で意識することに加えて両親の服装に合わせること、両家の服装を合わせることを意識すると良いでしょう。 七五三のお参りの際の祖父母の服装として意識することは、 ・主役の子供を引き立てる服装であること ・主役の子供よりも格が高くならない服装を選ぶこと ・両親と和洋を合わせること ・両家の和洋を合わせること ・丈の短いスカートや露出の多い服装は避けること ・派手な色や柄の服装は避けること ・派手なアクセサリーや装飾は避けること ・ジーンズやTシャツ、パーカーなどのカジュアル過ぎる服装を避けること などを意識すると良いでしょう。 基本的に子供や両親が洋装を着る場合は、祖父母も洋装にしましょう。 子供も両親も含めて、着物でお参りをする場合は、着物を着て統一しても問題ないです。 母親(ママ)が訪問着を着る場合は、訪問着よりも少し控え目な付け下げや色無地にするのもおすすめです。 黒留袖や黒紋付羽織袴は着ないようにします。  

【七五三の兄弟姉妹の服装】主役の子供や両親(母親・父親)との兼ね合い

七五三で兄弟や姉妹が一緒にお参りする場合、基本的に意識するべきポイントは両親や祖父母と一緒になります。 兄弟・姉妹の服装は、主役の子供を引き立てることが大切です。 洋装の場合は、制服があれば制服、制服がなければフォーマルな服装を心がけます。 家族が和装で統一する場合は、主役の子供を引き立てるよう派手な柄や色を避けた着物がおすすめです。

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【七五三は何する?】事前に決めること、準備することや当日の流れ解説

【七五三の流れを解説】七五三って何をする?事前準備は?当日の流れは?

子供の七五三の年が来たけれど、何をすればよいか分からない。 どんな流れで進めていけば良いのか分からない。 そんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか? この記事では七五三を実施するにあたり、大枠の流れと事前準備、七五三当日の流れなどについて解説します。

【七五三は何をする?】七五三で行うことは大きく3つ

七五三で行うことは、 ・神社やお寺への参拝とご祈祷を受ける ・写真撮影 ・親族との会食 など大きく3つあります。 神社やお寺への参拝やご祈祷を受けることを通して、子供のこれまでの成長を神様や仏様に感謝し、今後の健やかな成長をお祈りします。 また、写真撮影は、3歳、5歳、7歳の子供の成長の節目となるタイミングで、写真やデータ・アルバム・フレームなどの形に残します。 その他、子供の成長の報告も兼ねて、親族と会食をする家庭も多くなっています。

七五三を実施するまでの大枠の流れ

七五三を実施するまでの流れは大きく ・決めるべきことを判断して、いつ、誰と、どこで、どのように七五三を実施するかを設計する ・事前準備をする ・七五三当日の実施 に分かれます。 七五三といってもどのように行うかは一通りではありません。 沢山の選択肢がある中で、自分の家庭はどのような七五三をするのかを判断し、まず大枠を設計しておく必要があります。 大枠を設計できたら、七五三当日に向けて事前準備を行います。 この事前準備が流れの中で最も重要な部分になります。 直前や当日に慌てないように、何を準備する必要があるのかを事前に確認し、準備を進めていきます。 最後に七五三当日の実施です。 大枠を設計し、事前準備が完了したら、準備した流れで当日を迎えましょう。 七五三の当日は子供の機嫌や混雑、天候など予定通りいかないことも多々想定されるので、余裕を持ったスケジュールにしておきましょう。

【大枠の流れ①】決めるべきことを判断して、いつ誰と、どこで、どのように七五三を実施するかを設計する

七五三が一通りではないと前述しましたが、どのようなパターンがあってどのように選択をすればよいのかを、5W1Hにそって整理して解説していきます。

What:七五三で何をするか

七五三で何をするかは、お参りの際に、お賽銭を納めて拝礼のみにするか、ご祈祷も受けるかがあります。 基本的にはご祈祷は必ずしも受けなければいけないものではありません。 しかし、ご祈祷をするとお賽銭を納めて拝礼するのみに比べてより丁寧なお参りになります。 ご祈祷は頻繁に受けるものでもないので、大切な子供の節目のタイミングでご祈祷を受けるのもおすすめです。

When:七五三をいつするか

七五三お参りをシーズン時期に行くか、時期をずらしてすいている時期に行くか

七五三をいつするかの一つ目は、お参りをシーズン時期に行くのか、時期をずらしてすいている時期に行くのかがあります。 シーズン時期の11月にお参りに行くことで、気温も涼しくお参りも行きやすくなります。 また神社によっては七五三のシーズン時期は祈祷の後に、千歳飴を渡してくれるところもあります。 一方、シーズン時期を避けて七五三を実施すると、シーズンの混雑を避けることができます。 シーズン時期は神社もフォトスタジオもとても混みあいます。 シーズン時期を避けると、混雑がないため、子供の機嫌が良くない場合があっても、ある程度対応できることがあります。 また、シーズン時期を外れると料金なども安価に設定されていることもありますので、こちらも上手く活用しましょう。

七五三の写真撮影とお参りを同日にするか別日にするか

七五三の写真撮影とお参りを同日にするか、別日にするかも判断が必要です。 七五三の写真撮影とお参りを同日にすると、七五三当日を1日で完了することができます。 着物を着る回数も1回にて、写真撮影とお参りを実施できるため、七五三当日を効率的に進めることができます。 また、親族や家族と予定を合わせるのも1日でよいため、手間が少なくなります。 注意点としては、3歳の子供、特に数え年3歳の子供はイヤイヤ期の子供もいるため、着物を嫌がったり、また着物の時間が長いと、しんどくなってしまうこともありますので、子供の様子を見ながら判断する必要があります。 七五三の写真撮影とお参りを別日にすると、日程を2日分設けなくてはいけなくなります。 しかし、同日に全て行うよりも、1日のスケジュールに余裕を持って行動することができます。 また着物を着る時間が長くないため、子供の負担が少なくなります。 写真撮影とお参りで別の着物を合計2着楽しむということも可能です。

How:七五三をどのようにするか

子供の着物は購入するかレンタルするか

七五三をどのようにするかという点では、主役の子供の着物を購入するか、レンタルするかの判断があります。 着物を購入すると、その着物を七五三の記念に家に残しておくことができます。 また、兄弟姉妹がいる場合は再度その着物を使用することもできます。 ただし、金額は高額になりがちであり、また使用後のクリーニングや着物の管理も必要になってくることに注意が必要です。 一方、着物をレンタルすると購入よりも金額を安価に押さえられます。 また、通常小物などもセットで用意してくれるので、小物準備などの手間がかかりません。 さらに衣装を返却して完了のため、七五三当日の後のクリーニングや着物の管理に手間や費用がかからないのもメリットです。

七五三当日の支度は自分でするか、フォトスタジオや美容院にお願いするか

七五三をどのようにするかについて、七五三当日の支度(着付けやヘアセット)を自分でするのか、フォトスタジオや美容院に依頼するかの判断があります。 当日支度を自分でする場合は、七五三当日の支度を自宅でリラックスした状態ですることができます。 支度費用もかかりません。 ただし、着付けやヘアセットの勉強や練習の時間が必要になってきます。 着付けが不十分な場合は、お参り時に着崩れする可能性も高くなります。 フォトスタジオや美容院を利用すると費用はかかりますが、時間も早くかつ着崩れもしにくくなります。 着付けの難易度としては、3歳の被布や男の子の羽織袴などは難易度もそこまで高くないため、独学で勉強して、当日着付けをすることは可能です。 7歳の女の子の帯の着物は3歳や5歳の着物に比べ難易度は高くなってきます。 とくに、一から手で結ぶ手結び帯は、難易度が高くなるため、着付け師に依頼するのをおすすめします。

Where:七五三お参りにどこへいくか

七五三のお参りは神社にいくべきか、お寺にいくべきか

七五三のお参りは神社を選んでも、お寺を選んでもどちらでも問題ないとされています。 お祈りが神様になる場合は神社、仏様やご先祖様である場合はお寺となります。 神社へのお参りの方が、イメージが強い方も多いですが、これは日本の宗教が元々神道だったことから来ています。 七五三のお参りをお寺にする場合は、お寺の中によっては、祈祷をしていないこともあるため、お参り予定のお寺が七五三の祈祷を受付しているか事前に確認が必要です。

七五三のお参りで神社に行く場合はどの神社にいくべきか

七五三のお参りでどの神社に行くべきかに関しては、いくつかの考え方があります。 七五三のお参りをどこにするかの良くある判断基準としては、まず自身の氏神様の神社に行くことがあります。 次に、家の近くの神社を選ぶということもあります。 この場合、移動時間が少なくスケジュール調整や手間が少ないという特徴があります。 次に、お宮参りで行った神社にお参りするということもあります。 子供の成長を同じ神様にずっと見守っていただけるのは安心感があります。 また、特別の思い入れや思い出のある神社を選ぶこともあります。 その他、有名な神社を選ぶということもあります。 有名な神社にお参りを行くと、その神社に行ったことが記念や思い出にもなります。 この機会に初めて行く神社を選ぶということもあります。 最後に、着物のレンタルをするフォトスタジオに近い神社を選ぶということもあります。 着物をレンタルし、当日支度をしてもらうフォトスタジオの近くの神社を選ぶことで、着物での移動が少なく、手間や子供の負担を少なくお参りをすることができます。 七五三のお参りでどの神社にいくべきかに関しては以下の記事で詳細に解説をしています。 七五三のお参りはどこへいくべき?どの神社を選ぶべきか?

Who:七五三を誰とするか

七五三を誰とするかは家族のみで行うか、祖父母と一緒に行うかがあります。 祖父母と一緒に行う場合は、子供の成長を祖父母に報告すると共に、着物姿を祖父母に見せることで喜んでもらえます。 一方、祖父母が遠方に住んでいる場合などは、宿泊費などが発生する可能性があります。 家族のみで行う場合も、祖父母への写真などのプレゼントを用意してあげることをおすすめします。

【大枠の流れ②】七五三の事前準備をする

七五三の当日をスムーズに実施するため、事前準備は一番重要になります。 事前準備をしないまま七五三の時期を迎えると直前でバタバタすることになるため、準備するべきことを確認し、七五三当日まで余裕をもって準備を進めていきましょう。

七五三実施の日程を参加者で決め、フォトスタジオや美容院、神社、食事会場所に予約連絡

七五三の当日は参加者の予定を合わせつつ、当日の支度を依頼するフォトスタジオや美容院、ご祈祷をしてもらう場合は神社、食事会をする場合は食事会の会場に予約の連絡をする必要があります。 まずは考えている神社が当日予約が必要な神社かどうかを確認しましょう。 もし予約が必要な場合、 ・参加者の予定が合う日 ・当日支度を依頼するフォトスタジオや美容院の予約が取れる日 ・神社でご祈祷の予約が可能な日 ・食事会の会場の予約が可能な日 の4つの日程を合わせなければならなくなります。 親族と可能な日程の候補日を複数出し、フォトスタジオや美容室でその中で当日支度が可能な日時を確認し、その日程で神社へ連絡しましょう。 その後食事会の場所へも予約を行います。 七五三シーズンは予約が集中するため、希望通りの予約を取れないことも多いため、あらかじめ候補日は複数用意しておくと安心です。 また、平日は当時支度も比較的すいていて、また料金も安価になる可能性があるため、平日でもし参加者の予定調整ができそうならば、平日で調整するのもおすすめです。

七五三着物を準備する

着物を購入するのかレンタルするかの判断ができたら、 ・購入する場合は呉服店へ ・レンタルする場合はフォトスタジオへ 来店予約しましょう。 ママの好みと子供の好みは一致しないことも多いため、七五三を迎える子供と一緒に行くのがおすすめです。 着物を購入する場合は購入後に肩上げ・腰上げなどのサイズ調整や小物をそろえる時間も必要なため、余裕をもって呉服店に行きましょう。 着物をレンタルする場合は、人気の着物は早いもの勝ちで予約が入っていってしまい、他の方の予約が入っていて当日使用できない可能性があるため、余裕をもってレンタル予約をしましょう。

七五三初穂料とのし袋(熨斗袋)を準備する

七五三の祈祷の際、初穂料の料金の相場としては5,000円~10,000円が一般的です。 初穂料の料金・費用は神社によって異なるため、事前に祈祷を考えている神社のHPや問い合わせをして、金額を確認しておきましょう。 初穂料とのし袋(熨斗袋)の準備は、まずはのし袋(熨斗袋)を準備します。 七五三のお参りの際は、のし袋(熨斗袋)は紅白の水引が蝶結びになっているものを用意します。 次に、のし袋(熨斗袋)に毛筆や筆ペンを使用して、記入をしていきます。 のし袋の書く場所は、 ・のし袋(熨斗袋)表面 ・中袋表面 ・中袋裏面 ・のし袋(熨斗袋)裏面 があります。 のし袋(熨斗袋)の表面には、中央上部の水引の上くらいの位置に、「初穂料」または「御初穂料」もしくは「御礼」と記載します。 中央下部にフルネームでご祈祷を受ける子供の名前を書きます。 この際の文字は上部に書いた文字よりも小さく書きます。 また、神主の読み間違えを防ぐため、名前の横にふりがなを書いておくと安心です。 中袋の表面には、中央やや上に金額を記入します。 金額は漢数字で記入します。旧字で記入するとより丁寧です。 中袋の裏面の左下に「郵便番号」、「都道府県からの住所」、「氏名」を記入します。 のし袋(熨斗袋)の裏面には、中袋がなかった場合に、左下に「金額」、「郵便番号」、「都道府県からの住所」、「氏名」を記入します。 七五三の初穂料の際のお金の包み方は、お札を表にして、印刷されている人物の顔が上に来るように入れます。 のし袋の中に入れるお札は新札を入れるようにします。 のし袋(熨斗袋)は、お祝いごとでは下の折を上の折にかぶせます。 初穂料やのし袋に関しては以下記事で詳細を解説しています。 【七五三祈祷】初穂料・玉串料・お布施の使い分けと料金相場 https://photo-watanabe.jp/blog/753-hatsuhoryo/ 【七五三】のし袋(熨斗袋)とは?意味・由来・書き方・マナー等を解説 https://photo-watanabe.jp/blog/753-noshibukuro/

その他七五三当日の持ち物の準備

前述した初穂料の他に、七五三当日に必要なもの、あると便利なものを記載します。

お賽銭用の小銭

お賽銭用の小銭を事前に準備しておきます。 七五三のお参りを家族で行く場合は、人数分のお賽銭の小銭を用意しておきます。 お賽銭の金額は明確な決まりがありませんが、語呂に合わせる方針では以下のような金額が、縁起が良いとされています。 ・5円:ご縁がある ・15円:十分なご縁がある ・25円:二重のご縁がある ・115円:いいご縁がある ・125円:十二分なご縁がある ・415円:よいご縁がある 七五三お参りの際のお賽銭に関するより詳細の内容はこちらの記事で解説しています。 【七五三お参り】お賽銭はいくらが適切?おすすめの金額は?

駐車場の駐車料金(神社に車で行く場合)

神社の駐車場は駐車料金がかかる場合も多いので、駐車料金分のお金も忘れず用意しておきましょう。

着物で食事をする場合はタオルやエプロン・ハンカチを用意

七五三のお参り後に、食事会に行く家族も多いかと思います。 基本的には、着物を着換えてから食事会に行くのがおすすめです。 着物で食事をする場合は、タオルやエプロン、ハンカチを使用して、着物を汚さないようにしましょう。 タオルやハンカチはお参りの手水舎で手や口を清める際、手を拭くときにも必要です。

天気が悪い可能性がある場合は雨具(傘・レインコートなど)

お参り当日の天気が悪いと、雨水や泥で着物が汚れてしまう可能性があります。 当日の天気で雨が予想される場合は、着物を汚さないよう雨具として、傘、レインコートなどを準備しましょう。

着替えがしんどくなった場合の着替え

子供は慣れない着物で、お参り時に着物の締め付けがしんどくなる可能性があります。 また、参拝後に食事を予定している場合は、先に着替えをしておくことで、楽な服装で食事をリラックスして食べることもでき、汚す心配もなくなります。 参拝後に着物を着替えられるように、着替えを持参しておきましょう。

草履が痛くなった場合に備えて靴と靴下・絆創膏

子供は慣れない草履に靴擦れや鼻緒ズレが起き、足が痛くなる可能性があります。 特に新品の草履は鼻緒も固く、より足が痛くなりやすくなっています。 足が痛くなったら早めに草履を履き替えられるように靴と靴下を準備しておきましょう。 また、靴擦れや鼻緒擦れが起きてしまった場合に備えて、絆創膏を持っておくと安心です。

お参りの写真撮影をするためのカメラ

フォトスタジオで写真撮影をされる方も多いと思いますが、お参り時の写真も大事な記念の一つになります。 子供や家族のお参りの様子を写真や動画で残しておけるように、カメラを用意しておきましょう。 バッテリー切れやメモリーカードの容量不足、メモリーカードの入れ忘れがあると撮影ができないため、注意しましょう。 当日スムーズに撮影が出来るように、事前に操作方法などを確認し、試し撮りもしておきましょう。

気温が低そうな場合は手持ちカイロ、ブランケット、ストールなどの防寒具

七五三の日は一般的に11月15日とされ、11月以降は肌寒くなる日も増えてきます。 天気予報を確認し、寒そうな場合は防寒具を用意しましょう。 カイロは手持ちがおすすめです。 着物は身体への締め付けもあるため、貼るカイロは、低温火傷の可能性があります。 その他ストールやブランケット、レギンスなども寒さをしのぐうえで便利です。

ヘアセットが崩れた時はヘアピンがあると便利

子供が動き回る場合、移動中に寝てしまった場合は、ヘアセットが崩れることもあります。 ヘアセットが崩れた場合はヘアピンがあると便利です。

包装された一口サイズのおやつ

七五三は支度からお参りなど、子供が頑張る時間も長くなります。 子供にあげるためのおやつがあると便利です。 おやつは着物や手を汚さないよう一口サイズのもので、一つずつが包装されているものが便利です。

こぼれて着物を汚さないようにストロー付の水筒

子供の飲み物として、水筒を用意します。 水筒はこぼして着物を汚してしまうことに注意しましょう。 ストロー付のものは、飲み物をこぼしにくいので便利です。 七五三の当日の持ち物に関しては、以下記事で詳細に解説しています。 【七五三お参り】参拝時の持ち物・必要なもの

【大枠の流れ③】七五三当日の実施

七五三当日は写真撮影とお参りを同日にするか別日にするかでスケジュールが異なりますが、以下を参考にスケジュールを調整していきましょう。

着物の着付け・ヘアセット

依頼するお店によって差異はありますが、大体の目安時間を記載します。 3歳の女の子の被布の場合、着付けとヘアセットで大体30分~45分くらいが目安です。 3歳男の子、5歳男の子の場合、20分~30分くらいが目安です。 7歳女の子の場合40分~60分ほどが目安です。 着物を着た後はトイレをしにくくなるため、トイレは支度の前に済ませておきましょう。 下に着るシャツなどの下着は、U字やV字など首元の高くないものを着ておきましょう。 また、3歳の子供(特に数え年3歳の子供)はイヤイヤ期と重なると着物を嫌がる可能性があり、その場合着付けの時間が大きく伸びますので、スケジュールには余裕を持っておきましょう。 7歳の女の子の帯が作り帯ではなく、一から手で結ぶ手結び帯の場合、時間が上記よりも長くなりますので注意しましょう。

写真撮影

撮影時間は支度の時間を抜いて、1着30分~45分程度が目安です。 家族写しや兄弟写し、または洋装撮影をされる場合はその分時間が増えます。

お参り場所の神社やお寺に移動

七五三シーズン時期は周辺の道や駐車場が混雑しますので、余裕をもってスケジュールを調整しましょう。

神社またはお寺でお参り

お参りはお賽銭を納めて拝礼、祈祷を受ける場合は、祈祷を受けます。 お賽銭を納めて拝礼のみの場合は大体所要時間は30分~45分程度、祈祷を受ける場合は、追加で、30分~60分を見込んでおきましょう。 シーズン時期は混雑すると待ち時間も増えるため、より時間がかかってきます。 お賽銭を納めて拝礼や祈祷の流れ・作法・マナーはこちらの記事で詳細を説明しています。 【七五三お参りの方法】参拝や祈祷の流れ・作法・マナー

食事会

予約をしたお店にて食事会を行います。 着物は食事もしにくく、汚してしまうとクリーニング費用などが発生する可能性があるため、事前に着替えられる場合は着替えてから食事会を行うのがおすすめです。

着物返却

着物返却は着物を脱いだ状態で返却しても、着物を着たまま脱がせてもらう形でもどちらでも大丈夫です。

写真選び

時間に余裕があれば午前中に撮影した写真を選びましょう。 撮影当日の記憶が鮮明な方が写真を選びやすいので、あまり日をあけずに写真を選ぶのがおすすめです。 写真選びの平均的な時間は30分~60分が目安です。 悩みやすい方はもう少し時間が必要になります。

七五三で写真撮影とお参りを同じ日に実施する場合の流れとスケジュール例

七五三で写真撮影とお参りを同じ日に実施する場合の流れとスケジュール例を記載しますので、参考にしてください。 ・9:00~10:30 七五三撮影(和装&洋装を仮定) ・10:30~11:15 お参りする神社へ移動 ・11:15~12:30 神社にて参拝と祈祷を受ける ・13:00~14:00 食事会 ・14:00~14:30 着物返却にフォトスタジオに移動 ・14:30~15:30 写真選び ・15:30~16:00 帰宅 写真選びは別日にしてくれる場合もあるので、事前に撮影を考えているフォトスタジオに確認しましょう。 早い時間の予約が取れなかった場合は、 ・写真選びを別日にする ・お昼を軽食にし、先に着物を返却してから、ゆっくり食事会をする なども可能です。

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奈良の七五三の写真撮影と着物レンタルはフォトスタジオワタナベ渡辺写真館 フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)は奈良県奈良市に3店舗、橿原市に1店舗、広陵町に1店舗、京都府木津川市に1店舗があります。「ワタナベの七五三」にて七五三の前撮り・後撮りやお参りの着物レンタルや当日支度を行っています。家族にとって一生忘れない特別な時間を、幸せな体験と写真にしてお届けします。また「ワタナベの七五三」では撮影料、お衣装代、お支度代、兄弟の衣装、パパママ衣装が無料といった特典を盛り沢山にご用意しています。詳細は以下リンクをご覧ください。 ・七五三(前撮り・後撮り) | 奈良市・橿原市・広陵町・木津川市の写真撮影と着物レンタルなら七五三着物レンタル|奈良市・橿原市・広陵町・木津川市の写真撮影と着物レンタルなら   フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)の店舗一覧 ・奈良本店(奈良県奈良市鶴福院町26) 0742-26-3344 ・奈良 押熊店(奈良県奈良市押熊町1247-1) 0742-41-1188 ・奈良 柏木店(奈良県奈良市柏木町486-5) 0742-34-5001 ・奈良 橿原店(奈良県橿原市土橋町370-1) 0744-25-6000 ・広陵町 真美ケ丘店(奈良県北葛城郡広陵町馬見中2丁目6-26) 0745-55-0110 ・京都 木津川店(京都府木津川市州見台1丁目1-1-1ガーデンモール木津川2F) 0774-75-1800

七五三とは?意味や由来いつから始まったのかを解説

七五三とは?意味・由来・祝う理由を詳しく紹介

 

七五三の意味とは?日本の伝統行事としての役割

七五三とは、日本の伝統的な行事で、3歳、5歳、7歳という重要な節目の年に、子どもの成長を祝う儀式です。 七五三の意味は子供の成長を神様に感謝し、今後の健やかな成長をお祈りすることになります。 一般的には、子どもの健やかな成長を祈るため、神社にお参りをしたり、記念に写真を撮ります。  

七五三の由来:平安時代から続く儀式

現在の七五三の由来は、3歳、5歳、7歳のタイミングでお祝いをした平安時代や鎌倉時代の儀式と言われています。 平安時代は現代に比べ医療の発達が未熟であったため、子供の死亡率がとても高くなっていました。 そのため、7歳までは神の子として扱われ、7歳になって初めて初人として一人前であると認められていました。 そのようなことから、7歳までの節目に子供の成長を感謝し、お祝いする様々な儀式が行われていました。 3歳は「髪置の儀」という儀式が元になっており、5歳は「袴着の儀」という儀式が元になっており、7歳は「帯解の儀」という儀式が元になっています。それぞれ以下に説明していきます。

髪置の儀:3歳の七五三の由来となった儀式

髪置の儀は3歳で子供が髪を伸ばし始めるタイミングをお祝いする儀式でした。 平安時代は医療が発達していなかったため、清潔にするために赤ちゃんは髪を剃り坊主にする風習がありました。 また、乳児の時に髪を剃るとやがて健やかな髪が生まれてくるとも信じられていました。 3歳になると髪を伸ばせる年齢まで成長できたことに感謝しお祝いをしました。 儀式では頭に綿白髪をのせ、髪が白くなるまで長生きをしてほしいという想いを込めてお祝いの儀式をしました。

袴着の儀:5歳の七五三の由来となった儀式

袴着の儀は、5歳の男の子が初めて袴をつけることをお祝いする儀式でした。 昔は5歳から男女異なる衣服を付けるようになっていました。 袴着の儀は当初、男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代から男の子のみの儀式に変わったと言われています。 儀式では基盤の上で吉方を向いて、縁起が良いとされる左足から袴をはくことをしてお祝いをしました。

帯解の儀:7歳の七五三の由来となった儀式

帯解の儀は7歳で帯を使って着物を着るようになることをお祝いする儀式です。 幼児の着る着物は紐がついていて後ろで結ぶ形になっていました。 7歳になったタイミングでその紐を取り、腰紐を使って大人と同じように帯を結ぶようになります。 帯解の儀はその節目をお祝いする儀式でした。  

七五三が11月15日の意味や由来

次になぜ七五三は11月15日になったかについて解説します。 まず、11月になった背景としては11月が収穫も住んで、神様に感謝する月であったという説が有力です。 次に、なぜ15日になったかに関しては諸説あります。 ・15日が鬼の出歩かない日として何事をするにも吉とされた日であるという説 ・七五三の数字を全て足すと15日なるという説 ・満月になる日が15日という説 ・徳川綱吉の子の徳松の健康祈願のお祝いが11月15日だったという説 などがあります。

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七五三は男の子、女の子それぞれ何歳で行う?数え年と満年齢のどちらで行うか?

七五三は男の子・女の子でそれぞれ何歳?数え年と満年齢はどっち?

子供の七五三のタイミングが近づいた際、「子供が男の子か女の子かによって何歳で七五三をすれば良いのか分からない」や「数え年と満年齢どちらで七五三をするべきなのか?」など疑問に思ったことはないでしょうか? 本記事では、七五三は男の子・女の子それぞれで何歳でするべきかや満年齢・数え年どちらでするべきかなどについて解説します。

七五三は男の子、女の子それぞれ何歳で行うのか?

七五三は男の子の場合は3歳と5歳、女の子の場合は3歳と7歳で行うのが一般的とされます。 そもそもなぜ3歳、5歳、7歳にお祝いをするようになったかは、昔の医療の発達の問題がありました。 昔は医療の発達が未熟だったため、子供の死亡率が高く、7歳まで生きられない子供も多くいました。 そのため、7歳までは神の子として扱われ、7歳になって初めて初人となって1人前であると認められていました。 そして、3歳、5歳、7歳の節目のタイミングで子供のここまでの成長を神様に感謝し、今後の健やかな成長をお祈りするような儀式ができました。 その儀式が男の子と女の子が3歳、5歳、7歳のどのタイミングで七五三を行う由来となっています。

3歳は男の子と女の子ともに七五三を行う:由来となった髪置の儀について

髪置の儀は3歳で子供が髪を伸ばし始めるタイミングをお祝いする儀式でした。 平安時代は医療が発達していなかったため、清潔にするために赤ちゃんは髪を剃り坊主にする風習がありました。 また、乳児の時に髪を剃るとやがて健やかな髪が生まれてくるとも信じられていました。 3歳になると髪を伸ばせる年齢まで成長できたことに感謝しお祝いをしました。 儀式では頭に綿白髪をのせ、髪が白くなるまで長生きをしてほしいという想いを込めてお祝いの儀式をしました。 髪置の儀は男の子、女の子ともに、行う儀式のため、3歳の七五三は男の子も女の子もするのが現在では一般的になっています。

5歳は男の子が七五三を行う:由来となった袴着の儀について

袴着の儀は、5歳の男の子が初めて袴をつけることをお祝いする儀式でした。 昔は5歳から男女異なる衣服を付けるようになっていました。 袴着の儀は当初、男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代から男の子のみの儀式に変わったと言われています。 儀式では基盤の上で吉方を向いて、縁起が良いとされる左足から袴をはくことをしてお祝いをしました。 袴着の儀は男の子が行う儀式のため、5歳の七五三は男の子がするのが一般的になっています。

7歳は女の子が七五三を行う:由来となった帯解の儀について

帯解の儀は7歳で帯を使って着物を着るようになることをお祝いする儀式でした。 幼児の着る着物は紐がついていて、後ろで結ぶ形になっていました。 7歳になったタイミングでその紐を取り、腰紐を使って大人と同じように帯を結ぶようになります。 帯解の儀はその節目をお祝いする儀式でした。 帯解きの儀は女の子が行う儀式のため、7歳の七五三は女の子がするのが一般的になっています。

男の子が7歳で、女の子が5歳で七五三はしない方が良いか

七五三の主旨は子供の成長に感謝し、今後の健やかな成長をお祈りすることのため、男の子が7歳で七五三をしても、女の子が5歳で七五三をしても問題はありません。 神社でのご祈祷もフォトスタジオでの写真撮影も問題なくすることができます。

七五三は数え年と満年齢のどちらで行うか?

お子様の七五三のタイミングを考えるにあたり、多く疑問に上がってくるのが、満年齢の3歳、5歳、7歳で七五三をするべきなのか、それとも数え年の3歳、5歳、7歳で七五三をするべきなのかということです。 満年齢とは現在の一般的な年齢の数え方で、生まれたときを0歳として、誕生日をむかえる度に1歳加える考え方です。 一方、数え年とは、生まれたときを1歳として、元日が来る度に1歳加えるという昔の年齢の数え方になります。 結論でいうと、七五三は満年齢で行っても、数え年で行っても問題はありません。 ただし、以下のような点に留意する必要があります。 数え年で七五三を行う場合は、数え年3歳のお子様が着物を着られそうかや、写真撮影ができそうかに注意します。 3歳の数え年は満年齢2歳で、いやいや期の場合や、ママから離れられない場合も多くあります。 せっかく親族と予定を合わせたのに、着物が嫌で着られない場合もありますので、お子様の様子を見て判断する必要があります。 また、満年齢で七五三をする場合は、もしその年何かの都合で七五三が出来なくなった場合、周りよりも1歳過ぎた状態で七五三をすることになります。 数え年で七五三をお考えの場合は、何かあっても満年齢で再度実施することができますが、満年齢の場合は翌年再度行う場合、1歳すぎた状態で行うことになります。 また5歳の七五三でお宮参りのときに使用した産着を使用しようと考えている場合、5歳のタイミングではサイズが小さくなっている可能性が高くなってきます。 そのため、5歳の七五三で産着を使用したい場合は、満年齢よりも数え年で七五三を行うことも検討するのもおすすめです。 七五三を迎える兄弟や姉妹がいる場合は、兄弟姉妹と同じ年に七五三を行うために、数え年と満年齢で調整されるのもおすすめです。

早生まれの子供は数え年と満年齢どちらでも問題ないのか?

早生まれの子供も数え年と満年齢どちらで七五三をしても問題はありません。 ただし、同級生や同じクラスの子と同じ年に七五三をされたい場合は、数え年の子は数え年で七五三を実施するのがおすすめです。

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七五三の子供着物:被布・羽織袴・手結び帯・お宮参り産着の特徴と選び方

七五三の子供着物解説【被布・羽織袴・作り帯・手結び帯・産着】

七五三で選べる子供着物のスタイルは?【被布・羽織袴・作り帯・手結び帯・産着】

七五三の子供着物のパターンは、 ・被布スタイル ・羽織袴スタイル ・着物&帯(作り帯) スタイル ・着物&帯(手結び帯) スタイル ・お宮参りの産着を仕立て直しスタイル などがあります。 3歳の女の子では被布スタイルが最も多く、次に着物&帯の作り帯のスタイルが続きます。 3歳の男の子では羽織袴スタイルが最も多く、次に被布スタイルが続きます。 5歳の男の子では羽織袴スタイルが大半になっています。 7歳の女の子では着物&帯の作り帯のスタイルが最も多く、続いて手結び帯のスタイルがあります。 また3歳と5歳の七五三ではお宮参りで使用した産着を仕立て直しして使われる方もいます。ただし、数は多くはないです。

被布スタイル:3歳の女の子の七五三着物で最も多いスタイル

被布スタイルの対象

被布スタイルは3歳の女の子にて最も多いパターンです。 また、3歳の男の子で羽織袴に次いで、2番目に多いパターンになります。

被布スタイルの特徴

被布スタイルの特徴は、帯を締めなくてもきれいに着こなせることがあります。 締め付けが少ないため、お子様への負担が少なくなります。 着付けが簡単ということも特徴の一つです。

被布スタイルに必要なもの

被布

被布は着物の上から着用する羽織物になります。 ベストのような形で、衿はあるが袖はない形をしています。 首元は四角く空いたデザインになっています。

着物

被布スタイルは3歳の七五三で利用することが一般的なため、三つ身の子供用着物を使用します。 子供の成長を考慮し、大き目に作られていることも多いため、必要に応じて肩上げや腰上げのサイズ合わせを行います。

長襦袢

長襦袢は着物の下に着て、着物に直接肌が触れるのを防ぎます。 衿部分に半衿をつけ、着物の衿元が汚れるのを防ぎつつ、華やかに見せます。 こちらも必要に応じて肩上げというサイズ調整を行います。

肌襦袢or肌着

肌襦袢は和装における肌着にあたるもので、長襦袢の下かつ素肌の上に着用します。 肌襦袢は長襦袢に汗や皮脂などの汚れが直接付くのを防ぐ役割があります。 また、肌襦袢は肌着(首物の高くないU字やV字のシャツ)でも代用できます。 シャツで代用する場合は、脇汗をかいて着物を汚してしまう可能性があるので、ノースリーブのシャツは避けます。

腰紐

腰紐は長襦袢や着物を着付ける際に使用する紐で、着丈を調整したり着崩れを防ぐ役割があります。 年齢によっても異なりますが、大体3~5本くらいあると良いでしょう。

足袋

足袋は和装の靴下にあたります。子供の七五三の場合は伸縮性のあるものが便利です。

草履

草履は和装の際の基本的な履物になります。 男の子の場合は白い鼻緒のものを使用し、女の子の場合は着物に合わせた鼻緒のものを選ぶと良いでしょう。

髪飾り

ヘアセットをされる場合は髪飾りもあると良いです。

羽織袴スタイル:3歳、5歳の男の子の七五三着物で最も人気のスタイル

羽織袴スタイルの対象

羽織袴スタイルは3歳・5歳の男の子の七五三で最も多いパターンとなっています。

羽織袴スタイルの特徴

羽織袴スタイルは着物に角帯を締め、袴をつけ、その上から羽織を着ます。 また短刀を袴に差し末広(扇子)を手に持ちます。 着付けは比較的簡単なため、15分~30分ほどで着付けができます。

羽織袴スタイルに必要なもの

着物

羽織袴スタイルは3歳・5歳の男の子の七五三で利用することが一般的なため、三つ身の子供用の着物を使用します。 子供の成長を考慮し大き目に作られていることも多いため、必要に応じて肩上げや腰上げのサイズ合わせを行います。

羽織

羽織は着物の上に重ねて着る男性和服の礼装です。 必要に応じて肩上げをしてサイズの調整を行います。

羽織紐

羽織紐は羽織の前がはだけないように留めるための紐です。 房が付いているものが一般的です。 子供の七五三用の場合、紐先端に金属のフックがついているので、羽織の左右にかけて取り外しします。

長襦袢

長襦袢は着物の下、肌襦袢の上に着ます。 汗や垢などで着物が汚れるのを防ぐ役割があります。 衿部分には半衿をつけ、着物の衿元が汚れるのを防いだり、華やかに見せたりします。

肌襦袢・肌着

肌襦袢は和装の下着にあたるもので長襦袢の下、素肌の上に着ます。 長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぐ役割があります。 肌襦袢は深めのU字やV字のシャツでも代用ができます。 シャツで代用する場合は、脇汗で着物が汚れるのを防ぐため、ノースリーブやタンクトップは避けます。

袴は洋装でいうズボンにあたり男性和装の礼服になります。

角帯

角帯は着物の上から締める帯になります。 長襦袢や着物を固定するために使用します。

腰紐

腰紐は長襦袢や着物を着付ける際に使用する細めの紐になります。 使用する本数は体型などによって異なりますが、3本ほどあれば良いでしょう。

足袋

足袋は和装の靴下にあたります。 一般的には白足袋を用います。 子供の七五三の場合は伸縮性のあるものが便利です。

草履

草履は和装の際の基本的な履物になります。 男の子の場合は白い鼻緒のものを使用します。

懐剣

懐剣は帯と袴の間に刺す短剣になります。 現在は本当の刀ではなく、装飾品を用います。 魔除けや招福という意味合いがあります。

扇子(末広)

扇子は未来が広がり幸せになるという願いが込められた縁起物になります。 袴を着付けた際の帯に差すか手に持って使います。

お守り

お守りは元は魔除けの目的で身に付けられていましたが、現在は装飾品としての意味合いが強くなっています。

着物&帯スタイル:7歳女の子の七五三着物に最も多いスタイル

着物&帯スタイルの対象

着物&帯スタイルの対象としては、被布よりは少ないですが、3歳の女の子の場合に着る場合があります。 また、7歳の女の子で最も多いパターンとなっています。

着物&帯スタイルの特徴

着物&帯スタイルの特徴としては、着物の柄が良く見えるという特徴があります。 一方、被布よりも着付けに時間がかかることや、帯でお腹周りを締めるので2~3歳の子供には負担が大きい可能性があります。

着物&帯スタイルの種類【作り帯と手結び帯】

着物&帯スタイルの種類としては、作り帯のパターンと手結び帯のパターンがあります。 作り帯は、着物に巻き付ける部分と飾りの部分の2つに分かれています。 帯の形が既に出来上がっており、手結び帯よりも着付けがしやすくなっています。 ただし、個性的な結び方はしにくいという特徴があります。 また、手結び帯のパターンは帯が長いひも状の一本になっています。 帯の結び方によって個性的な結びをすることができます。 ただし、着付け師への依頼に時間と費用がかかります。

着物&帯スタイルに必要なもの

着物

着物&帯スタイルは7歳の女の子の場合が多くなるため、この場合は四つ身の着物になります。 子供用の着物は成長を加味して大きめに作ってあることも多いので必要に応じて肩上げや腰上げのサイズ調整を行います。 肩上げには子供の成長を願うという意味が含まれています。

重ね衿(伊達衿)

重ね衿(伊達衿)は、元は着物を2枚重ねにして着ていたことの名残で用います。 着物の衿元に縫い付け、華やかに見せます

長襦袢

長襦袢は着物の下に着て、着物に汗や皮脂の汚れが付くのを防ぎます。 襟元に半衿を縫い付けます。

肌襦袢・肌着

肌襦袢は長襦袢の下、素肌の上に着用し、長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぎます。 普段着用している深めのU字やV字のシャツで代用できます。

7歳の七五三では大人と同じように帯を締めます。 帯には前述の既に帯の形が出来上がっている作り帯と、ひも状の一本の状態から結ぶ手結び帯とがあります。

帯揚げ

帯揚げは帯の形をきれいに整える帯枕と、帯枕についている紐を隠すために用いる布です。 着物を帯の上側の境目部分を隠すように巻き付けます。 また着物を華やかに見せる役割もあり、帯が作り帯のパターンでは装飾品としての役割が強くなります。

帯締め

帯締めは帯が緩んだり崩れないように帯の上から締める紐になります。 一般的には中に綿の入った丸ぐけと呼ばれる帯締めを使用します。 また、着物を華やかにする装飾品としての役割も兼ねています。

しごき

しごきは一枚の布をしごいて縮めた布で、薄く柔らかい生地で作られています。 帯の下の斜め後ろで蝶々結びにします。 もとは女性が長い裾を上げるために使用していたものですが、七五三の着物を華やかにする装飾品としての役割が強くなっています。

腰紐

腰紐は着物や長襦袢を着付けるために結ぶ細めの紐です。7歳の七五三の場合は大体3~5本くらいを目安に準備をします。

タオル

華奢な女の子の場合、お腹の周りにボリュームを出し、補正をするためにタオルを使うことがあります。

伊達締め

伊達締めは衿が浮くのを防いだり、おはしょりの着崩れを防ぐために使うことがあります。

筥迫

筥迫は紙入れの一種で箱の狭いものという意味から来ています。 開かないように、胴締めというもので止められています。 胴締めには占めるための紐と巾着がついています。 従来は巾着の中にはお香やお守りを入れ、隠れているものでしたが、徐々に装飾品としての役割が強くなってきました。

びら簪

びら簪は筥迫に差し込んで使う金属の飾りになります。

扇子(末広)

おめでたい柄が書かれた房飾りがついた小さめのサイズのものを使用します。 扇子(末広)にはお子様の人生が末広がりに栄えますようにという願いが込められています。 帯と帯締めの間に刺し、装飾品としても使います。

髪飾り

髪飾りは髪につけてヘアスタイルを華やかにするための小物です。

足袋

足袋は和装の靴下にあたります。 一般的には白足袋を用います。 子供の七五三の場合は伸縮性のあるものが便利です。

草履

草履は和装の際の基本的な履物になります。 男の子の場合は白い鼻緒のものを使用し、女の子の場合は着物に合わせた鼻緒のものを選ぶと良いでしょう。

帯枕

帯枕は帯を立体的に整えるための道具です。 7歳の七五三では手結び帯のパターンの際に主に使用します。 帯を結ぶ際に土台にし、帯結びを安定させます。

帯板

帯板は帯の形を整えるための道具です。 7歳の七五三では手結び帯のパターンの際に主に使用します。 帯板を使うと帯の前部分がピンと張った状態に見せることができるため、シワのない美しい仕上がりになります。

三重仮紐

三重仮紐は華やかな帯結びの際に必要となる紐です。 手結び帯のパターンの際に主に使用します。

お宮参りの産着仕立て直しスタイル【お宮参りで購入した着物を再度利用】

産着の仕立て直しスタイルの対象

3歳もしくは5歳の七五三ではお宮参りの産着を仕立て直しをして利用することができます。 5歳の七五三の場合、サイズの問題から、数え年の5歳の時期だと使用できる可能性があります。

産着の仕立て直しスタイルの特徴

七五三用の仕立て直しは一度しても、下の子供用に再度お宮参りの産着に仕立て直しをすることができます。 注意点としては、仕立て直しに費用と時間がかかることや産着の仕立て直しをしても、七五三のお参りの際は、被布や袴などその他の部分は必要に応じてそろえる必要があります。

仕立て直しの内容

産着を七五三用に仕立て直す際は、袖口を作ること、腰上げ、肩上げ、紐を取る(もしくは位置を変える)ことが必要になってきます。

産着を七五三用に仕立て直す場合はどこに持って行けば良いか

産着を七五三用に仕立て直す場合は、産着を購入した呉服店にて仕立て直しをしてもらうのが良いでしょう。 引っ越しなどで、産着を購入した呉服店に行くことが難しい場合は、近所の呉服店に相談しましょう。

産着を七五三用に仕立て直す際の費用と時間は

産着を七五三用に仕立て直す際の費用は大体5,000円~20,000円くらいが相場となっています。 産着を買った呉服店かどうかで料金が変わることがあります。 仕立て直しの期間としては、1か月~2か月くらいが一般的なため、計画的に進めていきましょう。

産着を七五三用に仕立て直しをした際に産着の他に必要となるもの

産着を七五三用に仕立て直しをした際に、産着の他に必要になるものは被布のパターンにするのか羽織袴のパターンにするのかによって異なります。 被布のスタイルにする場合は、被布や長襦袢、肌襦袢、腰紐、足袋、草履などが必要になってきます。 さらに女の子の場合は巾着や髪飾りも必要に応じて準備します。 また、羽織袴のスタイルにする場合は、羽織や羽織紐、長襦袢、肌襦袢、袴、角帯、腰紐、足袋、草履、懐剣、扇子などが必要になってきます。 こちらは当日着付けをしてもらうお店があれば、そちらに問い合わせをしてみましょう。

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