
目次
- 1 【春日大社とは?】世界遺産など春日大社の特徴
- 2 春日大社はいつからできた?歴史は?
- 3 【春日大社の神様】春日大社の祭神は4柱の春日神
- 4 【春日大社の構成・構造】本殿や中門、幣殿・舞殿などを回廊が囲む
- 5 春日大社の回廊と門
- 6 その他春日大社境内の見所スポット
- 6.1 一の鳥居:春日大社に入る最初の鳥居で日本三大木造鳥居のひとつ
- 6.2 二の鳥居:春日大社本社に近い鳥居でバス停や駐車場近くの鳥居
- 6.3 参道の石燈籠:燈籠の多さでも有名な春日大社の象徴的な参道
- 6.4 釣燈籠:著名な方から奉納された燈籠も多数
- 6.5 藤浪之屋:年に3日間のみの春日大社中元万燈籠の雰囲気を体験できる幻想的な空間
- 6.6 大杉:樹齢約1000ともいわれる春日大社のご神木
- 6.7 砂ずりの藤:春日大社の社紋にも使われる藤の有名スポット
- 6.8 国宝殿:「平安の正倉院」と呼ばれる春日大社の国宝・重要文化財が所蔵・展示
- 6.9 春日大社萬葉植物園:約300種類の萬葉植物が植栽
- 6.10 飛火野:春日大社参道に面した広大な芝生の原
- 7 春日大社のご祈祷
- 8 春日大社の摂社・末社
- 9 春日大社の代表的な神事・行事・お祭り紹介
- 10 春日大佐の参拝ルート
- 11 春日大社の御札・お守り・おみくじ
- 12 春日大佐での結婚式・挙式について
- 13 春日大社の拝観料
- 14 春日大社の所在地・アクセス・駐車場
- 15 春日大社(奈良県奈良市)のお参り・ご祈祷・結婚式をお考えならフォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)の写真撮影と着物レンタル
【春日大社とは?】世界遺産など春日大社の特徴
春日大社は奈良県奈良市春日野町にある神社です。
全国的に有名な神社で、有名な点としては、
・ユネスコの世界遺産に登録
・全国に3,000社ある春日神社の総本社
・60回を超える式年造替
などがあります。
まず、世界遺産に関して、「春日大社」と「春日山原始林」は、古都奈良の文化財として、1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。
古都奈良の文化財には「春日大社」と「春日山原始林」以外に、「東大寺」、「興福寺」、「元興寺」、「薬師寺」、「唐招提寺」、「平城旧跡」などがあります。
次に、春日大社は春日神社の総本社としても有名です。春日神社は全国各地に3,000社をこえる分社があります。
また、60回を超える式年造替をしていることでも有名です。春日大社は20年毎に作り替えをしていて、式年造替の回数が60回を超えるのは春日大社と伊勢神宮のみになっています。
春日大社はいつからできた?歴史は?
春日大社のはじまりは平城京ができたころ、平城京の鎮護のために、ひたちのくに(茨城県)から武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂に祀ったのがはじまりとされています。
その数十年後の神護景雲2年(768年)に称徳天皇の勅命により現在の場所に社殿が造営されました。
【春日大社の神様】春日大社の祭神は4柱の春日神
春日大社は春日作りの4つの本殿があり、そこには4柱の神様が祀られています。4柱は総称して春日神と呼ばれています。春日神は、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神からなります。
主祭神は武甕槌命で日本三大軍神の一柱といわれています。相撲の起源にもなった神様で、ひたちのくにから白鹿に乗ってきたとされることから、交通安全の守り神とされています。また、このことから奈良県では鹿は神様の使いとして、大切に扱われるようになりました。(奈良の鹿は国の天然記念物になっています)
【春日大社の構成・構造】本殿や中門、幣殿・舞殿などを回廊が囲む
春日大社の構成・構造を
・一般の方は入れないエリア
・特別参拝として有料で参拝できるエリア
・無料で参拝できるエリア(駐車料金別途)
に分類して説明します。
一般の方は入れないエリア
本殿
春日大社の本殿は国の国宝として指定されています。本殿様式は「春日造」と呼ばれ、日本の神社建築の形式として広く分布されています。春日大社では春日造の4つの本殿が並んでいます。
特別参拝として有料で参拝できるエリア
中門・御廊
中門は本殿の直前にある高さ約10mの楼門です。一般の方が入れて参拝でき、本殿に一番近い場所になります。春日大社の写真によく出てくるため、中門を本殿と勘違いしている人も多いですが、本殿は中門の奥にあります。
御廊は中門から左右に約13m鳥が翼を広げたように延びています。
御蓋山浮雲峰遙拝所
春日大社の第一殿の祭神の武甕槌命が、御蓋山の頂上の浮雲峰に降りられたとされます。御蓋山の浮雲峰は入山が厳しく制限されているため、御蓋山浮雲峰遙拝所は御蓋山に一番近いとされる、神聖な場所です。静かにお参りをします。
無料で参拝できるエリア
幣殿と舞殿
幣殿・舞殿は本殿から中門よりも少し離れた所にあり、特別参拝をしない人でも本殿に向かって参拝ができます。東側2間を幣殿・西側3間を舞殿といいます。
春日大社の回廊と門
【南回廊と南門】春日大社最大の楼門と授与所
「南門」は春日大社最大の楼門で、高さが12mあります。南門前は春日大社が発祥と言われる石燈籠が並びます。「南回廊」には授与所があり、御札・御守り含め多くの授与品や御朱印の受付がされています。
【西回廊と内侍門・清浄門・慶賀門】朱色のすっきりとした回廊
「西回廊」には、北から南へ「内侍門」・「清浄門」・「慶賀門」の3つがあります。3つの門は、昔は通る方によって使い分けがされていたようです。現在一般の参拝の方が潜るのは主に「慶賀門」になります。「慶賀門」を潜ると有名な「砂ずりの藤」があります。「西回廊」は約57mあり、最も長い回廊になっています。「西回廊」は釣燈籠がないため、すっきりとした回廊の世界観が広がっています。ご祈祷所から近くにあり、ご祈祷をされた方は西回廊から「慶賀門」から本社に入るのがよくある参拝ルートになります。
【東回廊・影向門】釣燈籠が多くあり斜面になっているのが特徴
「東回廊」は「東御廊」と接する所まであり、約37mあります。「東回廊」には「影向門」があります。「東回廊」には釣燈籠が沢山あります。御蓋山側にある回廊のため、急な斜面になっていて、斜面にあわせた回廊の造りが特徴的です。御蓋山に向かって拝むことのできる、御蓋山浮雲峰遙拝所は東回廊の外側にあります。
【北回廊】春日大社本殿の裏側直前まである回廊
「北回廊」は「西回廊」から御本殿の裏側に回り込む前までで、約27mあります。一般の参拝の方は基本的に入ることができなくなっています。
その他春日大社境内の見所スポット
一の鳥居:春日大社に入る最初の鳥居で日本三大木造鳥居のひとつ
春日大社の一の鳥居は高さ6.75mの大鳥居で、日本三大木造鳥居のひとつに数えられています。
二の鳥居:春日大社本社に近い鳥居でバス停や駐車場近くの鳥居
春日大社の二の鳥居は、一の鳥居の次にある鳥居で、春日大社本社から近くにあります。近くにバス停や駐車場もあるため、二の鳥居から参拝を開始される方も多くいます。二の鳥居を潜った後は燈籠が多くあり、雰囲気も大きく変わってきます。二の鳥居近くに手水舎や摂社末社である祓戸神社があります。
参道の石燈籠:燈籠の多さでも有名な春日大社の象徴的な参道
春日大社には約3000の燈籠があり、そのうち石灯籠は約2000と言われています。春日大社は燈籠の多さでも有名で、参道に石灯籠を並べる風習も春日大社は発祥といわれています。
釣燈籠:著名な方から奉納された燈籠も多数
春日大社には約3000の燈籠があるなかの釣燈籠は約1000と言われています。御廊には直江兼続や宇喜多秀家、藤堂高虎、徳川綱吉など著名な方から奉納された燈籠が飾られています。
藤浪之屋:年に3日間のみの春日大社中元万燈籠の雰囲気を体験できる幻想的な空間
「藤浪之屋」は春日大社の全燈籠約3,000基に火が灯される、年3回ある春日万燈籠雰囲気を味わえる空間にされています。元々は神職のための詰め所でしたが、現在は暗い部屋に何十もの釣燈籠があり、そこに火が灯されています。
大杉:樹齢約1000ともいわれる春日大社のご神木
春日大社の本社の大杉は樹齢約1000年とも言われています。大杉の根本には岩本神社が鎮座します。根本から斜めに延びている柏槙は樹齢約500年といわれ、樹木を大切にするため直会殿の屋根に穴を開けて樹木の通り道を作っています。
砂ずりの藤:春日大社の社紋にも使われる藤の有名スポット
慶賀門を通った先にあり、5月初旬頃に花房が1m以上にも延び、砂にふれるということからこの呼び名がつきました。樹齢700年以上とも言われています。春日大社は藤にゆかりのある神社としても有名で、社紋にも藤が使われています。
国宝殿:「平安の正倉院」と呼ばれる春日大社の国宝・重要文化財が所蔵・展示
春日大社国宝殿は春日大社が所有する国宝350点以上と重要文化財2500点以上を主に所蔵し展示する美術館です。春日大社は所蔵する文化財の多くが平安時代の宝物であり、「平安の正倉院」とも称されています。春日大社国宝殿の拝観料は一般の方700円、大学生・高校生400円、中学生・小学生300円とされています。
春日大社萬葉植物園:約300種類の萬葉植物が植栽
春日大社萬葉植物園は約300種類の萬葉植物が植栽されています。また、春日大社萬葉植物園は日本で最も古い萬葉植物園と言われています。また、4月中旬から5月初旬には春日大社の社紋にも使用されている藤を見ることができます。春日大社萬葉植物園の拝観料は大人700円、小人300円とされています。
飛火野:春日大社参道に面した広大な芝生の原
飛火野は春日大社参道に面した広大な芝生の原です。飛火野という名前の由来は鹿島大明神が春日の地にお着きになられた時、お供の八代尊(やしろのみこと)が道明かりとして口から火を吐き、その炎がいつまでも消えず飛んでいるように見えたことからと言われています。
春日大社のご祈祷
春日大社のご祈祷は基本的に予約は不要になります。受付の時間は9時~16時です。(団体の祈祷、祖先祭は予約が必要)
春日大社のご祈祷の種類
・初宮詣(お宮参り)
・七五三
・交通安全
・厄除
・安産
・家内安全
・商売繁盛
・神恩感謝
・開運厄除
・心願成就
・病気平癒
・身体健全
などがあります。
春日大社ご祈祷の料金
・七五三祈祷:5,000円
・小祈祷:6,000円
・中祈祷:10,000円
・大祈祷:30,000円
・特別祈祷:50,000円
・特別大祈祷:100,000円
春日大社の摂社・末社
春日大社には60以上の摂社末社があります。春日大社の代表的な摂社末社をご紹介いたします。
若宮神社
春日大社の南門よりも参道を奥に進むと古い石灯籠が並んでいてその先に若宮神社があります。本殿は春日大社の本殿と同じ春日造りになっています。春日若宮おん祭りでも有名な神社で、「春日若宮おん祭り」は奈良でも最大のお祭りのひとつです。
本宮神社
本宮神社は御蓋山の頂である浮雲の峰にお祀りされている神社です。御蓋山は禁足地になっているため、東門近くの遙拝所から拝むことができます。
水谷神社
水谷神社は春日大社北側の聖流水谷川に沿ってお祀りされています。例祭は、通称「水谷神社鎮花祭」として親しまれています。古くは悪疫を退治する牛頭天王が祀られていたことから、病気平癒や子授けを祈る人が多い神社です。
紀伊神社
この御社の主祭神五十猛命様は、紀伊の国へ樹木の種をもたらした樹神とされています。
金龍神社
南北朝時代、後醍醐天皇が御鏡を奉納され、天下泰平を祈願されたのがはじまりとされています。開発や開拓を発展させ、金運をもたらす御神徳によって有名な神社です。
祓戸神社
祓戸神社は二の鳥居を入った所にある御社です。一の鳥居から入った方が二の鳥居を潜り、祓戸神社で心身を清め本殿に向かう方が多くいらっしゃいます。春日祭の祓戸の儀は祓戸神社の前で行われます。
夫婦大國社
日本で唯一ご夫婦の大國様をお祀りしている御社で、夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名です。后神の須勢理姫命様はその手に「杓子」を持たれていることから、古くより絵馬の代わりに杓子を奉納する習慣があります。ここではハート型の絵馬を購入することができます。
春日大社公式の摂社末社めぐり
若宮十五社めぐり
人が生涯を送る間に遭遇する様々な難所をお守りくださる神々が、若宮様を中心に祀られています。若宮十五社めぐりをしながら、人の一生をたどりながら、自身の生涯の安泰をご祈願します。
〇受付時間:9時~15時
〇受付場所:夫婦大国社
〇初穂料:1,500円
〇御朱印:
すべてのお参りが済んだら、授与所にて御朱印をいただける
〇若宮十五社めぐりの流れ
夫婦大国社向側の手水所にて手と口を清める
→若宮神社(御神徳:正しい知恵をお授けくださる神様)
→三輪神社(御神徳:子孫の繁栄・子供の無事成長をお守りくださる神様)
→兵主神社(御神徳:延命長寿をお守りくださる神様)
→南宮神社(御神徳:金運のご守護くださる神様)
→広瀬神社(御神徳:おいなり様とご同神で衣食住をご守護くださる神様)
→葛城神社(御神徳:心願成就の神様、一言(一つの祈願)を願えば叶えてくださるという)
→三十八所神社(御神徳:正しい勇気と力をお授けくださる神様)
→佐良気神社(御神徳:商売繁盛、交渉成立をお守りくださる神様)
→春日明神遥拝所(御神徳:ひらめきの神様)
→宗像神社(御神徳:諸芸発達をお守りくださる、七福神の弁天様とも伝えられる神様で天河弁財天と伝えられています)
→紀伊神社(御神徳:万物の生気、命の根源をお守りくださる神様)
→伊勢神宮遥拝所(御神徳:天地の恵みに感謝する所)
→元春日 枚岡神社遥拝所(御神徳:延命長寿の神様)
→金龍神社(御神徳:開運財運をお守りくださる神様)
→夫婦大国社(御神徳:夫婦円満、良縁、福運守護の神様)
水谷九社めぐり
水谷川の清き川辺に鎮まる開運招福に霊験高い九社のお社を巡拝します。
〇受付時間:9時~15時半
〇受付場所:ご祈祷所
〇初穂料:1,500円
〇御朱印:
すべてのお参りが済んだら、ご祈祷所にて御朱印をいただける
〇水谷九社めぐりの流れ
総宮神社(御神徳:住まいを授け、住む人の平安をお守りくださる神様)
→一言主神社(御神徳:一事(いちじ)を真剣に祈願すれば叶えてくださる神様)
→龍王社(御神徳:運気を上昇させ、富貴に導く神様)
→水谷神社(御神徳:難病・疫病を封じ、地相・家相・方位・日柄などから現れる災難を取り除き福徳円満をもたらす神様)
→浮雲神社(御神徳:将来を見通す御力に優れ、運気を上昇させ福徳を増進してくださる神様)
→聖明神社(御神徳:人々に生気をみなぎらせ、日々の生活全般を御守りくださる慈愛に満ちた神様)
→愛宕神社(御神徳:火難を防ぐ愛宕権現で台所や厨房の守り神として、勝負事(争いごと)を勝利に導く神様としても信仰される)
→天神社(御神徳:寿命を司り、災難を消除し福徳を増進してくださる神様。北野天神と御同神とされ受験合格資格取得の神様としても信仰される)
→船戸神社(御神徳:交通安全や邪気の侵入を防ぐ神様)
春日五大龍神めぐり
春日龍神は人々の運気を押し上げ、全てにおいて発展をさせる御力を発揮されます。龍神の霊力の湧き出す境内各所を回りいただき、皆様の人生へ幸運を招く御力を祈願します。
〇受付時間:9時~15時
〇受付場所:夫婦大国社
〇初穂料:1,200円
〇御朱印:
すべてのお参りが済んだら、ご祈祷所にて御朱印をいただける
〇春日五大龍神めぐりの流れ
夫婦大国社向側の手水所にて手と口を清める
→金龍神社(御神徳:開発や開拓を発展させ、金運をもたらす)
→龍王珠石(御神徳:龍王の強い霊力を持つ尾珠が収められている)
→鳴雷神社(御神徳:人々の願いを叶え幸せへと導くために強い霊力を発せられている)
→八雷神社(御神徳:人々を救い、人々の幸せと、人生の運気を上げる神様)
→龍王社(御神徳:運気上昇、金運財運守護の神様として多くの方より篤く信仰されている)
春日大社の代表的な神事・行事・お祭り紹介
春日祭(3月13日)※拝観不可
春日祭は平安時代に始まり、日本三大勅祭の1つにも数えられる春日大社の例大祭になります。当日は天皇陛下のご名代である勅使をお迎えし、国家の安泰と国民の繁栄が祈られます。一般の方は拝観が不可となっています。
春日若宮おん祭り
春日若宮おん祭りは、春日大社の摂社である若宮の例祭で国の重要無形民俗文化財に指定されています。奈良を代表するお祭りとして知られ、「お渡り式」をはじめとする多くの神事が執り行われます。保延2年(1136年)に、関白藤原忠通が五穀豊穣、国民安寧を祈願し、大和一国をあげて執行したのが始まりで、900年近くの伝統があります。
中元万燈籠
中元万燈籠は、春日大社に約3,000基あるとされている全ての燈籠に火を灯し、人々の諸願成就を祈願する神事です。春日大社の全ての燈籠に火が灯される姿が、節分の日と8月14日、15日の年3日間だけ見ることができます。
春日大佐の参拝ルート
春日大社は境内が非常に広く様々な参拝ルートがあります。大きく分けると
・一の鳥居から参拝するか、二の鳥居から参拝するか
・ご祈祷をするかしないか
・無料の参拝のみをするか、有料の特別参拝をするか
で参拝ルートは変わってきます。
一の鳥居から参拝するか、二の鳥居から参拝するか
一の鳥居から本殿までは約1.4kmあり徒歩約20分程度、一の鳥居から二の鳥居までは約1kmあり徒歩15分程度の距離があります。世界遺産の一の鳥居からしっかりお参りされたい方は一の鳥居からお参りするのがおすすめです。一方、小さい子供と一緒に参拝する場合など1km歩くのが大変な方は、二の鳥居からお参りをするのがおすすめです。二の鳥居からお参りをする場合は、二の鳥居近くにあるバス停や駐車場などを利用します。
ご祈祷をするかしないか
次に祈祷を受ける場合は、二の鳥居を過ぎた分岐を左に進みます。左に進むと祈祷所に着きます。祈祷所で祈祷を受けた後は、本社の西回廊が近くなります。一般の参拝の方は西回答の向かって一番右手にある慶賀門から本社内に入ることができます。
祈祷を受けない場合は、二の鳥居を過ぎた分岐をまっすぐ行くと春日大社最大の楼門である「南門」前に着きます。その南門から本社内に入ることができます。
無料の参拝のみをするか、有料の春日大社特別参拝をするか
また、無料の参拝のみをするか、有料の特別参拝をするか参拝ルートは変わってきます。無料の参拝の場合は、南門近くの「幣殿・舞殿」でお賽銭をしてお参りをします。
一方、特別参拝受付で700円を払うと本社内のさらに奥へ参拝をすることができます。春日大社の多くの見所は、特別参拝の中にありますので、ぜひ特別参拝をすることをおすすめします。
本社内を参拝した後は、摂社末社を参拝します。ご自身で参拝されたい所を選択されるのも良いですし、上記で解説した公式の摂社末社めぐりを利用するのもおすすめです。
春日大社の御札・お守り・おみくじ
春日大佐の御札は大きいサイズと小さいサイズがあります。お守りは心身守や交通安全守り、厄除守など多くの種類があります。春日大社のおみくじは鹿の人形がおみくじをくわえている「鹿みくじ」が可愛く、有名です。
春日大佐での結婚式・挙式について
挙式料について
榊式
・初穂料:60万円
・神楽:二人舞
・撤下品:御札・御守、桐箱入三ツ組誓盃、親族用盃
松式
・初穂料:30万円
・神楽:一人舞
・撤下品:御札・御守、桐箱入三ツ組誓盃、親族用盃
竹式
・初穂料:10万円
・撤下品:御札・御守
参列者の数について
春日大社の結婚式は、新郎側20名まで、新婦側20名までとされています。
雨天場合の挙式について
春日大社の挙式は雨天の場合も、晴天時と同様の式が行われます。ただし、写真撮影に関しては、晴天時と雨天時で場所が変わることがあります。
挙式の撮影に着いて
挙式中の撮影は、式の流れや位置関係を熟知した指定業者のみ可能となっています。
業者へのお申込みについて
衣装・美粧・写真撮影・食事会・披露宴などのお申込みは自身で対応をします。春日大社で指定業者が記載されたパンフレットをいただくことができます。
春日大社結婚式についてのお問い合わせ
・受付時間:10:00~16:00
・電話番号:春日大社結婚式係:080-1502-9997
春日大社の拝観料
〇御本社参拝:無料
〇御本殿特別参拝:700円
〇摂社末社めぐり
・若宮十五社めぐり:1,500円
・水谷九社めぐり:1,500円
・春日五大龍神めぐり:1,200円
〇国宝殿
・一般:700円
・大学生・高校生:400円
・中学生・小学生:300円
〇萬葉植物園
・大人:700円
・小人:300円
春日大社の所在地・アクセス・駐車場
所在地
奈良県奈良市春日野町160
アクセス
・電車とバスをご利用の方
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行き)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐまたは、奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分
・車をご利用の方
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km
・徒歩の方
近鉄奈良線「奈良駅」から約25分
受付時間
・ご祈祷所:9:00~16:00
・ご本殿特別参拝:9:00~16:00
駐車場
あり
駐車料
・乗用車:1,500円
・バイク:500円
※七五三ご祈祷を受ける方は無料になる
~本記事の参考:春日大社公式HP~
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春日大社(奈良県奈良市)のお宮参り(初宮詣)・ご祈祷レポート
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春日大社(奈良県奈良市)のお参り・ご祈祷・結婚式をお考えならフォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)の写真撮影と着物レンタル
フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)では毎年、春日大社へお参りに行かれる方の着物レンタルや当日支度、写真撮影などを対応させていただいています。特に春日大社にお参りをご予定される方は奈良本店や奈良柏木店、奈良押熊店、京都木津川店が人気となっています。
フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)は奈良県奈良市に3店舗、橿原市に1店舗、広陵町に1店舗、京都府木津川市に1店舗があります。奈良県全域から通いやすく、奈良京都の様々な神社やお寺にお参りに行く方にもご利用しやすくなっています。
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フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)の店舗一覧
・奈良本店(奈良県奈良市鶴福院町26)
0742-26-3344
・奈良 押熊店(奈良県奈良市押熊町1247-1)
0742-41-1188
・奈良 柏木店(奈良県奈良市柏木町486-5)
0742-34-5001
・奈良 橿原店(奈良県橿原市土橋町370-1)
0744-25-6000
・広陵町 真美ケ丘店(奈良県北葛城郡広陵町馬見中2丁目6-26)
0745-55-0110
・京都 木津川店(京都府木津川市州見台1丁目1-1-1ガーデンモール木津川2F)
0774-75-1800
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