【大神神社(奈良県桜井市)の七五三ご祈祷なし】お参り体験レポート|奈良の写真撮影と着物レンタルはフォトスタジオワタナベ

【大神神社(奈良県桜井市)の七五三ご祈祷なし】お参り体験レポート

公開日2025年6月13日更新日2025年6月20日

大神神社七五三コラム

大神神社(奈良県桜井市)の七五三お参り・ご祈祷なし体験レポート

今回大神神社のお参りに行ったご家族

満3歳女の子と満1歳女の子の子供の家族です。

なぜ七五三のお参り・ご祈祷に大神神社を選んだか?

大神神社は、地元の神社なので小さい時からの親近感があり、日本最古の神社の一つであるので選びました。 着物を着る機会はあまりないので、七五三のタイミングで着物は着せてあげたいなと思っていました。 また、日本の文化である着物を小さいときから体験出来るのもいいなと思っていたので七五三のお参りを着物で大神神社に行きました。

大神神社の七五三お参り・ご祈祷でまわった順番と所要時間は?

合計1時間30ぐらいです。お参りは、平日に車で行きました。

・9時40分

大きな大鳥居を車から眺めながら通り抜け駐車場に車を止めました。駐車場は無料駐車場があります。 駐車場から、二の鳥居までは10分程歩いて到着。道は整備されていて子供たちも歩きやすかったです。

・9時50分

二の鳥居で写真を撮りました。二の鳥居から手水舎までは、石を触ったり葉を触ったりしながら10分程歩きました。

・10時

手水舎では5分程いて少し長めの階段をあがると本殿に到着しました。

・10時08分

拝殿に到着。そのあとは、お賽銭にお金を入れたり拝殿で写真を撮ったりして20分程過ごしました。

・10時30分

拝殿の階段を降りて、左側(手水舎と反対側)に進むと道があり、そちらで10分ほど散策や写真撮影などをしました。

・10時40分

少し、子供が疲れてきたので その他は回らず、帰りは同じルートで下りました。

・11時

駐車場に到着し帰宅しました。

大神神社の七五三お参りの各スポットはどうだったか?

二の鳥居

大鳥居の近くの駐車場に車を止めなかったので、二の鳥居でまず写真を撮りました。 二の鳥居には、大きな鳥居と「大神神社」の大きな石碑がありお写真撮るにはおすすめです。

大神神社七五三_二の鳥居前

大神神社参道

参道は、空気が透き通っており三輪山の木で日陰になっていて、涼しかったです。 子供達は、三輪山の大きな木を見上げたり葉っぱや石を触ったり鳥の音に耳をすましたりといろんな物に触れながら頑張って歩いていました。

手水舎

手水舎では、初めて見る物に興味津々で自ら向かって行きました。周りの人達がしている光景をみながら真似てみたりしていました。着物に水がかからないように着物の袖部分を持ち上げてあげるとやりやすそうでした。

大神神社七五三_手水舎

大神神社拝殿

拝殿までの階段は、少し休憩しながらも手すりを持って1人で登ってみたり、一緒に手を繋ぎながら頑張って上がっていました。 登りきると大きな拝殿が前に現れました。 立派な拝殿を目にして、「わぁ!すごい!」と 私たちも子供と一緒に、声が出た事を覚えています。 子供達は、びっくりしたように目を見開き、そのあとは、ニコッと笑い嬉しい顔をしていました。 一緒に、お賽銭まで歩いて向かいました。 抱っこをしてあげて、自分からお賽銭にお金をいれて手を合わせていました。 拝殿周りはとても広いので、歩きやすく写真を撮りやすかったです。

大神神社七五三_拝殿前

大神神社の七五三お参りを終えての感想

大神神社に行くと、神聖な空気を感じ心が安らぎます。また、身体中が浄化された感じになり、自然がとても美しいです。 大きな二の鳥居を目にして子供も自分で歩く‼︎と草履で登りました。 参道の途中に見られる、山からの水をみたりと 美しい自然に、子供も触れながら楽しく歩けました。 苦戦しながらも草履で歩いている姿やお賽銭にお金を入れて、自然に手を合わせいる姿を見ると、まだまだ小さいけど成長したなぁと胸がジーンとくるものがありました。

今後大神神社での七五三お参りをお考えの方へのアドバイス

・3歳以下の子供と一緒に行く場合は、まわる箇所を絞るのがおすすめです。3歳の七五三だと初めての着物に少し疲れてしまうことが多くなります。 大神神社はたくさんのスポットがありますが 子供が疲れすぎない数箇所を決めてまわるお参りもおすすめです。

履きなれたスニーカーなどを持ってことがおすすめです。二の鳥居から拝殿までは 砂利の道を歩くので、普段履き慣れた靴を持って行くといいと思います。 我が家の場合、上りは草履で登りましたが帰りは、少し下りになるので滑ってしまう時もありました。スニーカーに履き替えるのも一つだと思います。

・お参りは可能であれば平日がおすすめです。我が家は平日にお参りに行きましたが、 そこまで混雑していませんでした。 土日は混雑するとの事で、平日がおすすめです。

・砂利道になるのでベビーカーは難しいと思います。

・拝殿までは歩くので、飲み物を持参すると良いです

落ち着いて写真撮影をするには、本殿を下った横の道が良かったです。本殿の階段を下りて社務所につながる道があり、そこは人通りがほとんどなく写真を撮るにはとてもよかったです。 写る背景は、草木や砂利などですが、子供が歩いてる着物姿などの写真を残せました。

大神神社_七五三_拝殿下の横道

大神神社(奈良県桜井市)についての解説

大神神社とは

大神神社は奈良県桜井市にある神社で、日本最古の神社の一つと言われます。本殿を設けず拝殿や三ツ鳥居を通して拝する原初の神祀りの様式になっています。また、拝殿の背後にそびえる三輪山は御神体として敬われています。

大神神社の祭神について

大神神社の祭神は大物主大神とされていて、全国の精霊を統べられているとされています。大物主大神は

・出雲の大国主神とともに国造りを行ったことから国造りの神様として

・崇神天皇の際に大流行した疫病を鎮めたとされることから医薬の神様として

・杜氏の高橋活日命が祭神の援助で美酒を醸したことから酒造りの神様として

有名です。

大神神社の構成・構造について

原初の神祀りの様式

大神神社は祭神が三輪山に鎮まるために本殿をもうけずに三輪山に祈りを捧げるという神社の社殿が成立する前の原初の神祀りの様式をとっています。

拝殿

大神神社の拝殿は国の重要文化財にも指定されており、拝殿は鎌倉時代に創建されたとされています。拝殿の奥は神職さえ普段は足を踏み入れない神聖な場所とされています。

三ツ鳥居

大神神社の三ツ鳥居は国の重要文化財に指定されています。鳥居を横一列に三つ組み合わせた独特の形式で「三輪鳥居」とも呼ばれています。禁足地と拝殿の間には結界として三ツ鳥居が設けられています。

三輪山

標高約467mの山で、大神神社の祭神である大物主大神が鎮まるとされています。松・杉・檜などの大樹に覆われていて、杉は三輪の神杉としても有名です。三輪山は神聖な場所として入山が厳しく制限されていましたが、近年は注意事項を厳守の上、登拝ができるようになりました。参拝料は一人あたり300円で、受付は午前中のみとなっています。登拝は往復4キロで2時間ほどとなっていて、勾配もきびしく、体調不良を起こし消防隊を要請するケースも多くなっています。また私語や水分補給以外の飲食、写真撮影やスケッチ、火器の使用、植物や石の採取は禁止されています。

大神神社に関する書物での言及

日本書記では、大神神社の祭神である大物主の大神が崇神天皇の御代に疫病を鎮めたことがかかれています。崇神天皇の御代には疫病が国中に流行しました。崇神天皇は大物主大神から「私の子孫である大田田根子を祭主にし、酒を奉納しなさい」とお告げの夢を見ました。崇神天皇は大田田根子に大物主大神を祀らせ、酒作りの杜氏であった高橋活日命を呼び、神酒を奉納しました。すると、たちどころに疫病はおさまったということが書かれています。

古事記では、大物主大神が出雲の大国主神の前に現れ、国造りを成就させるために、三輪山に祀られることを望んだことが書かれています。

また、万葉集では三輪の杉が神杉として神聖視されていたことが書かれています。

大神神社といえば(大神神社は何で有名か)

お酒

大物主大神を厚く敬った崇神天皇は、神捧げる御酒を造るために高橋邑の活日に掌酒に命じ、活日は一夜にして美酒を醸しました。崇神天皇は12月の卯の日に大物主大神への祭りを行いました。このことから大神神社の祭神は酒造りの神として敬われるようになりました。大神神社では、現在毎年11月14日に醸造安全祈願祭(酒まつり)と呼ばれる新酒の醸造の安全を祈る祭典を行っています。この祭典では、全国から全国から蔵元・杜氏が集まり、拝殿上の大きな杉玉が青々としたものに取り換えられます。

しるしの杉玉

大神神社の祭神の大物主の大神が酒造りの神様であることと、大神神社の神木が杉であることから酒屋さんの店先に杉の葉を束ねてつるす風習ができました。現在も多くの酒造業者に大神神社から杉玉が授与されています。

ホワイトスネーク

大神神社の祭神である大物主大神の化身の姿が白蛇とされています。大神神社内の白蛇が住むとされるご神木は「巳の神杉」と呼ばれ、蛇の好物である卵が参拝者によってお供えされます。境内の各所に卵がお供えものとしてあるのも、白蛇の好物をお供えすることから来ています。白蛇の物語は日本書記にもあり、倭迹迹日百襲姫の元に、男が通っていましたが、男が夜にしか現れないため、姫は昼に顔見せて欲しいと頼んだところ、男は「姿を見ても驚いてはいけない」ということを伝えました。姫が男が昼の時間にいることを伝えた箱の中を見てみるとそこには白蛇がいて、男は娘の元をさり、三輪山に帰っていきました。その男と白蛇が大物主大神の化身であったとされています。姫はその後悲しみに暮れ、箸が刺さって亡くなったとされています。

姫のお墓は箸墓古墳として現在も残っています。また、この姫が邪馬台国の卑弥呼であったという説もあります。

崇神天皇が行った大神祭が12月の卯の日に行われたことから、大神神社は兎ともゆかりがあると言われています。毎月の卯の日には神縁の日として祭りが行われています。また大神神社の境内には兎の置物があり、撫でると身体の悪い所を癒してくれたり、願い事を叶えてくれると言われるようになりました。

大神神社の代表的な摂社・末社

狭井神社

三輪の神様の荒魂を祀る神社で、病気平癒の神様として信仰が篤くなっています。近くにある「薬井戸」は万病に効くという薬水が湧き出る井戸とされていて、神水を汲みに来る人が多くなっています。

大直禰子神社

国の重要文化財にも指定されています。大物主大神のご子孫の大直禰子命を祀っています。

檜原神社

祭神は天照大御神とされています。大神神社と本殿・拝殿がなく、三ツ鳥居を通して御神座を拝す様式をとっています。崇神天皇が皇居に祀られていた天照大御神をお遷しし、伊勢神宮鎮座前に大神をお祀りしたことから、「元伊勢」とも呼ばれます。

天皇社

三輪山の麓にて本記事でも度々登場した崇神天皇を祀っています。

三輪の神様にお供えする酒を造った高橋活日命を祀っています。

率川神社

奈良県奈良市にある神社で、奈良市最古の神社とも言われています。三棟が横並びになっており、左側には父神の狭井大神、右側には母神の狭井大神、中央には媛蹈韛五十鈴姫命が祭神となっています。父神の狭井大神は、大神神社の大物主大神と同じ神様とされています。この三棟並んだ形で両親が寄り添うようにお守りになられる姿で鎮座されていることから安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として敬われています

大神神社(奈良県桜井市)の所在地

所在地:奈良県桜井市三輪1422

アクセス:JR万葉まほろば線の三輪駅から徒歩5分

拝観時間:9:00~17:00

拝観料:無料

駐車場:あり

電話番号:0744-42-6633

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フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)では毎年、大神神社へお参りに行かれる方の七五三着物レンタルや当日支度、写真撮影などを対応させていただいています。特に大神神社にお参りをご予定される方は橿原店や広陵町 真美ケ丘店が人気となっています。

フォトスタジオワタナベ(渡辺写真館)は奈良県奈良市に3店舗、橿原市に1店舗、広陵町に1店舗、京都府木津川市に1店舗があります。奈良県全域から通いやすく、奈良京都の様々な神社やお寺にお参りに行く方にもご利用しやすくなっています。

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