
目次
帯解寺安産祈願のお参り・ご祈祷レポート【1組目ご家族】
【なぜ安産祈願に帯解寺を選んだか】安産・子授け祈願のお寺として全国的に有名なため
帯解寺は、ネットなどで調べたところ、安産・子授け祈願のお寺として、奈良のお寺の中でも特に有名ということで選びました。
【帯解寺安産祈願で回った順番と所要時間】所要時間は30分~50分程度
到着してから帰るまでの所要時間は、大体30分~50分程度でした。
流れは以下のようなものになります。
1. 受付(5-10分)
机に住所や名前を書く用紙が置いてあり、見本を見て記入します。
その後、帯解寺本堂前の受付所で申し込みをします。
2. 祈祷料を納める(5分)
金額により授与品の内容が少し異なります。
腹帯を自分で持ち込むこともできます(持参する場合は受付時に伝えて預けます2枚まで可能)
3.帯解寺本堂前でお線香をし移動、待機(5-15分)
待機場所で名前が呼ばれるまで待機します。
私の場合、5-10分程待つ時間がありました。
4.本堂でご祈祷(10分)
本堂に入ると妊婦さんは前側に案内され、付き添いの家族は後ろに席があります。
ご祈祷はご家族も一緒に参加ができます。祈祷では名前や住所なども読み上げていただけます。
祈祷終了後、奥に進み、菩薩さまを拝ませていただたり、帯解寺の説明を受けたりしました。
5.授与品の受け取り(5分)
腹帯(さらしタイプ)、お守り、護符などが授与されます。
6.記念撮影、絵馬など(5-10分)
記念に撮影をしたり、絵馬を書いたりしました。
【帯解寺 安産祈願の各スポットはどうだったか】
駐車場:
私が利用した時は満車ではなく本堂近くに停めれました。
駐車場は2箇所あり、戌の日などは満車になる可能性もあります。
本堂前:
本堂前はあまり広くなく、人気の日だと記念撮影する際に、他の家族の写り込みはありそうです。
お線香などは娘も一緒にして、いい思い出になりました。
本堂の入り口:
少し坂を下り、裏から入ります。
スリッパもたくさん置いてありました。
帯解寺本堂:
帯解寺の本堂は、歴史を感じさせるところでした。
静かな空気の中で、木のぬくもりとお香の香りに包まれ、自然と心が落ち着くような感覚になりました。
中央には「帯解子安地蔵尊」が祀られていて、柔らかい表情のお地蔵さまを見ていると、「きっと守ってくれる」という安心感が湧いてきました。
初めて訪れる方でも、どこか懐かしさを感じるような、穏やかな雰囲気の本堂です。
帯解寺 安産祈願のご祈祷について
祈祷は本堂の中で行われ、僧侶の読経が堂内に響き渡る中、赤ちゃんの健やかな成長と無事な出産を祈願していただきました。
厳かな雰囲気の中で、自分と赤ちゃんにしっかり向き合える時間だったと思います。
読経の声や太鼓の音が響くたびに、お腹の赤ちゃんが少し動いたような気がして、「聞こえてるのかな」と思うと心が温かくなりました。
祈祷後には、お守りやご祈祷札、腹帯などを授与していただけて、「いよいよ出産に向けて準備が整ったな」という気持ちになれました。
【帯解寺 安産祈願を終えての感想】妊婦さんへの気配りがされたあたたかいご祈祷
帯解寺はとてもあたたかく迎えてくださるお寺で、妊婦さんへの気遣いも行き届いています。
祈祷の待ち時間も長すぎず、体に負担のないように配慮されている印象でした。
ご祈祷の最中、長女が少し泣いてしまい、旦那が抱っこしてあやしてくれている姿に少しソワソワしましたが、それもまた家族みんなで迎える命の準備の一部だなと感じました。
また、赤ちゃん連れの方やご家族も多く、スタッフの方も慣れている様子で安心感があります。
本堂の中では椅子に座って祈祷を受けられたので、お腹が大きくても無理なく参加できました。
祈祷の後にも、丁寧にお守りや祈祷札の説明をしてくださりました。
奈良で有名ということあって、実際に祈願に沢山の妊婦の方が来られており信頼されてるだと感じれるところでした。
【今後帯解寺 安産祈願をお考えの方へのアドバイス】
①戌の日は混雑します
私が行った日は戌の日でしたが、安産祈願他にお宮参りも来られていてました。混雑が嫌な方は、戌の日を避けると込み状況は緩和される可能性があります。
②犬のイラストされてるお守りや絵馬が可愛いです♡
せっかくの記念に形としても残したい方にはおすすめです。
帯解寺安産祈願のお参り・ご祈祷レポート【2組目のご家族】
【なぜ安産祈願に帯解寺を選んだか】有名さと安心感
皇族の方もお参りされたという歴史のあるお寺で、安産祈願といえば「帯解寺」といわれるほど有名な場所。
奈良県内外からも多くの妊婦さんが訪れるということで、安心感もありました。
妊娠がわかったとき、自然とここでご祈祷を受けたいという気持ちが湧いてきました。
帯解寺の安産祈願の流れと所要時間
まず受付で祈祷の申し込みを済ませたあと、空調のきいた待合室に案内されました。
季節柄、暑さや寒さに敏感な妊婦にとってとてもありがたい配慮でした。
その後、名前を呼ばれてご祈祷へ。本堂での祈祷はおよそ30分ほど。イスが用意されていて、正座の必要がないのも助かりました。
【ご祈祷の雰囲気や印象】神聖で落ち着いた雰囲気のご祈祷
ご祈祷中は神聖で落ち着いた雰囲気。神主さんの言葉ひとつひとつに、これから出産を迎える気持ちが引き締まる思いでした。
お腹の赤ちゃんの健やかな成長を祈っていただける時間は、とても特別で心が温まりました。
【授与品や施設の設備について】授与品はお札・お守り・腹帯など
祈祷後には、お札やお守りのほか、腹帯も授与されました。
腹帯は何種類かの中から選ぶことができ、自分の好みや使い心地に合ったものを選べるのが嬉しかったです。境内やトイレも清潔で、駐車場からも近いため、妊婦でも安心して訪れることができました。
安産祈願を終えての感想
妊娠という人生の節目に、このように丁寧な祈祷を受けることで、心も身体も前向きになれました。
お寺の方々もとても親切で、初めての祈祷でも安心して臨むことができました。
帯解寺で祈願をした、ということ自体がひとつのお守りのように感じられ、出産に向けての心強い支えになりました。
今後帯解寺で安産祈願のご祈祷を考えている方へのアドバイス
・ 大安の戌の日は混み合うので早めの午前中がおすすめ
・お腹の張りや疲れに備えて、母子手帳や飲み物も忘れずに持参を
・腹帯を用意して持参する方もいますが、現地で選べるのも魅力的です
・駐車場から本堂までは距離も近くとても便利ですが、帯解寺に到着するまでの道幅がやや狭いため、お車でお越しの際は慎重な運転をおすすめします。
【帯解寺とは】日本最古の安産祈願のお寺
帯解寺は、安産・子授けのご利益で広く知られる由緒正しいお寺です。
美智子上皇后、雅子皇后、紀子妃殿下に腹帯を献納したことでも知られ、皇室の方々も安産祈願に訪れるほど格式高いお寺です。
妊娠を願う方、これから出産を控える妊婦さんなど、全国から多くの方が祈願に訪れる「安産・子授け祈願の寺」として親しまれています。
【帯解寺の歴史と由来】
約1200年前、文徳天皇の后・染殿皇后が子宝に恵まれず悩んでいたところ、「帯解の地に腹帯を巻いた地蔵菩薩がある」という神託受け、参拝されると後の清和天皇を無事出産することが出来たため、天皇から「帯解寺」という名がつけられました。
「帯を解く」とは、昔の言葉で「出産すること」を意味し「無事に出産を迎えることができますように」という願いが込められています。
江戸時代には、徳川秀忠の正室・お江の方も安産祈願をされ、家光公を出産されたことで、帯解寺は「日本三大子安地蔵」の一つに数えられるほどになりました。
【帯解寺のご利益と祈願の種類】子授け祈願・安産祈願・育児成就
①子授け祈願(求子祈願)
赤ちゃんを望む方への祈祷。授かる願いを込めた一週間の特別なご祈祷が行われます。
②安産祈願
妊婦さんとお腹の赤ちゃんが無事に出産を迎えられるように願うご祈祷です。
③お礼参り(育児成就・家族の健康祈願)
無事出産した後の成長祈願や、初参り・七五三などの節目のお参りも受け付けています。
帯解寺の求子祈願(子授け祈願)の流れ
子どもを授かりたいと願う方々のための特別なご祈祷で、千年以上の歴史を持つ、由緒ある秘伝の祈祷が行われます。この祈祷は7日間にわたって毎日丁重に執り行われます。本人が参加する祈祷は全部で2回行われ、初日である「開白(かいびゃく)」と、最終日の「結願(けちがん)」には、特別な法要が厳修されます。祈願が終わると、ご祈祷を受けた証として、求子特別ご祈祷札、お守り、護符等が授与されます。1週間かけての行事のため2回目のご祈祷の都合がつかない場合は郵送でも可能。
ご祈祷料:20000円
授与品:求子特別ご祈祷札、求子お守り、護符、お供え物
帯解寺の安産祈願と「戌の日」の帯祝い
帯解寺の安産祈願は安定期に入った妊娠5ヵ月目の「戌の日」に、「岩田帯(いわたおび)」という腹帯を巻いて、母子の健康と安産を祈るのが一般的です。ただし、妊婦さんの体調に合わせて都合の良い日にいつでもご祈祷して頂けます。「帯祝い」は古事記の記述が起源だといわれています。多産(たくさん子を産むこと)で安産の象徴である犬は子授けの守護神と信仰されてきたため、戌の日に行われるようになりました。
ご祈祷は本堂で行われ、妊婦の名前の入った「出産月安産祈祷札」をご本尊の側で出産月まで毎日、母子の健康と安産をご祈祷して頂けます。そのため妊娠5か月頃(帯祝いの時期)〜出産予定月の1〜2か月前までに申し込んでおくと安心です。
また、ご希望の方には腹帯へのご祈祷や御朱印も受けることができます。
ご祈祷料:10000円
授与品:安産ご祈祷札・安産守り・お供え物
※腹帯購入は別途料金
①腹帯を持参される場合
未使用か洗濯感想済みのもの2点まで持ち込み可能。
※受付不可の腹帯⇒
直穿きの下着タイプ・着用の仕方が不明な腹帯・他の寺社で御朱印・ご祈祷された腹帯
②腹帯を購入される場合、安産祈祷される方のみ購入可能。
腹帯に御朱印をし、当日のご祈祷後に授与して頂けます。
腹帯の意味と役割
5ヶ月を過ぎ、おなかが大きく重たくなってくると腰に負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。そこでおなかを持ち上げるようにしっかり支え、腰や背中の負担をやわらげる腹帯をつけると良いとされています。
<腹帯の実用的な意味>
腰への負担軽減・冷え対策・妊婦さんの身体の安定
精神的・儀式的な意味
妊娠を祝う日本古来の習慣・母となる自覚を深める機会
祝福の証しとして家族や親族が腹帯を贈る風習
帯解寺の初参り(お宮参り)、お礼参り、七五三参り
初参り(お宮参り)
無事出産したことをご本尊様に報告と感謝し、健やかな成長を願って、赤ちゃん本人にご祈祷してくださいます。
初穂料:10000円
授与品:ご祈祷札、お守り、記念品(子育絵馬、帯解じょう煎飴)
お礼参り(初参りをされた方は不要)
初穂料:5000円
授与品:ご祈祷札、お守り
七五三祈願
3歳・5歳・7歳の節目に子どもの成長を祝い、今後の健康と幸せを祈る日本の伝統的な行事です。11月15日が本来の七五三の日ですが、11月に限らず、一年を通して申し込み可能です。
初穂料:5000円
授与品:ご祈祷札、お守り、記念品(千歳飴、破魔矢、紙風船など)
帯解寺参拝時の服装・誰と行くか・代理参拝について
帯解寺安産祈願の際の服装
カジュアルすぎる服装は避け、一般的に失礼に当たらない服装であれば問題ありません。清潔感のある格好での参拝が望ましいです。デニムやTシャツなどカジュアルな服装は避け、男性であればジャケットスタイルなどが無難です。妊婦さんの場合はご自身が窮屈でないよう配慮し、体を締めつけないワンピースなどを着用することをおススメします。
誰と行くのか
安産祈願には、誰と行くか決まりはありません。参拝は妊婦さん一人だけでも問題はありませんが、付き添いがいるほうが安心です。妊婦さんとご主人、家族などの少人数で行うことが一般的になっています。体調が優れない場合は、ご主人や両親などの身内が代理で参拝されることも可能です。
帯解子安地蔵菩薩と文化財
弘法大師 空海が女性の幸せを祈り、お作りになったと言われる帯解子安地蔵菩薩帯解寺のご本尊「帯解子安地蔵菩薩」は、腹前に裳の上端の布や結び紐が表されているところから「腹帯地蔵」といわれ、安産祈願の対象として広く信仰をあつめてきました。日本最古の安産・子授けの仏像とされ、国の重要文化財に指定されています。普段は秘仏ですが、春と秋の特別公開期間にだけ、拝観可能です。
名物、帯解地黄煎飴(帯解じょう煎飴)
安産・子育て祈祷の記念として人気の帯解じょう煎飴。母乳の出を助ける飴として評判となり江戸時代、門前で売られていました。原料は米飴が中心で、やさしい甘さが特徴。
熟地黄の滋養強壮効果を活かし、滋養強壮・補血・母乳の出を促すとされる役割があります
・疲れやすい・冷え性
・生理不順・更年期の症状が気になる
・肌や髪が乾燥しやすい
・妊娠・授乳中の体の回復を図りたい
・老化予防・免疫力の向上を目指す方
徳川家からも篤く信仰された帯解寺のこの飴は畿内の名物として知られ、現在もその名残が残っています。
ご祈祷・拝観の時間と料金案内
・拝観時間:9:00〜16:00
・定休日:なし(年中無休)
・ご祈祷受付:8:30〜16:30、
・ご祈祷は8:30〜12:30・13:30〜16:30(予約不要、来寺順受付)
・拝観料:一般500円(特別展時600円)、中高生300円、小学生100円
・御朱印:300円程度
帯解寺の所在地・アクセス・駐車場情報・拝観料
住所:
奈良県奈良市今市町734
電話番号:
0742-61-3861
アクセス:
・電車の方
JRまほろば線「帯解」駅下車後徒歩5分
駐車場:
無料駐車場あり
予約:
安産祈祷 、求子(子授け)祈祷、お礼参り(成長祈願)は予約不要(来院順に受付)
※お宮参り・七五三のご祈祷は予約が必要
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・奈良 柏木店(奈良県奈良市柏木町486-5)
0742-34-5001
・奈良 橿原店(奈良県橿原市土橋町370-1)
0744-25-6000
・広陵町 真美ケ丘店(奈良県北葛城郡広陵町馬見中2丁目6-26)
0745-55-0110
・京都 木津川店(京都府木津川市州見台1丁目1-1-1ガーデンモール木津川2F)
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