本記事では奈良県奈良市の七五三やお宮参りの参拝やご祈祷に人気の御嶽山大和本宮に関して、特徴や祭神、境内スポットや御祈祷、アクセス、駐車場情報などについて解説します。
目次
御嶽山大和本宮とは

御嶽山大和本宮の概要
御嶽山大和本宮は奈良県奈良市大渕町にある神社で、山岳信仰の一つである御嶽教の神社です。
御嶽山大和本宮の特徴
御岳教という山岳信仰の大和本宮
御嶽教は明治15年(1882年)に立教独立が公認され、奈良にあるこの大和本宮は、昭和40年(1965年)に現在地に建立・遷座されたと伝えられています。教祖はおらず、管長は選挙で選ばれる民主的な組織で、明治天皇より勅許を受けた教派神道です。
御嶽山信仰は、古くから山そのものを神聖な存在として崇める日本の山岳信仰に基づいています。御嶽山は「神が宿る山」とされ、人々は登山や修行を通して神に近づき、心身を清め、霊的な力を得ようとしてきました。
御嶽山大和本宮の祭神

国常立尊(くにのとこたちのみこと):天地開闢のはじめに出現し、造化育成を司る神様
大己貴命(おおなむちのみこと):産業発展、縁結び、子宝繁栄を司る神様
少彦名命(すくなひこなのみこと):延命長寿、病気平癒、まじないを司る神様
御嶽山大和本宮の年中行事
5月17日 木曽本宮大祭:
木曽本宮は御嶽山に登る人々のための神社として、平成24年に新しく建てられました。
6月7日 おひかり祈祷大祭:
火(おひかり)は、明るさやあたたかさを与えてくれる大切な存在です。
その恵みに感謝し、ろうそくの灯りを神様にお供えして、心をこめて祈るお祭りです。
8月8日 御嶽山雲上大御神火祭:
昭和29年(1954年)に第9代管長・渡辺照吉氏が、神々からのお告げを受けて始めたお祭りです。世界の平和・国の繁栄・災いを除き幸福を招くことを願って行われます。
10月28日 大和本宮大祭
この日は、明治15年(1882年)に御嶽教が「神道御嶽派」として正式に認められたことを記念する日です。現在の奈良・大渕町にある大和本宮では、秋の実りに感謝する秋季大祭として行われ、春の木曽本宮大祭と対になるお祭りです。
御嶽山大和本宮の境内紹介
本殿

御本殿は、神の偉大さと霊威をあらわすように壮麗な造りとなっており、大屋根の高さは約23メートル、屋根の両端にそびえる千木は約3メートルにも達します。
拝殿

御嶽山大和本宮の拝殿は、御嶽大神をまつる本殿の前にある、広さ約150畳の大きな建物です。参拝者はここでお祈りを捧げます。
教義碑

日常の信仰生活の規範が黒御影石に彫刻されています
護摩堂
御嶽山大和本宮の護摩堂は、火を使った「護摩焚き」の祈りを行う場所です。
大岩権現・三十六童子
御嶽山大和本宮では、木曽御嶽山の霊岩と剣ヶ峰一ノ池の三十六童子を祀っています。参拝者は霊岩の周りを時計回りに一周しながら拝礼すると、剣ヶ峰のお鉢廻りと同じご利益を受けられるとされています。
管長像
御嶽山大和本宮には、八代管長・渡辺銀治郎と九代管長・渡辺照吉の銅像が建てられています。八代管長は御嶽教の復興・発展に尽力したことから「中興の祖」と称えられ、教団の基礎を固めた人物です。九代管長は、その流れを受けてさらに御嶽教を発展させ、現在の大和本宮(金鵄神苑)の造営を行い、聖地として整備しました。
稲荷 和合 福徳三社
御嶽山大和本宮には、稲荷神・和合神・福徳神の三社が祀られています。
不動の神剣
不動明王の右手に持つ不動の神剣は、悪や迷いを断ち切る力を象徴する双刃の剣です。剣は不動明王の知恵と慈悲を示し、人の善と悪の二面性を表しています。
鎮宅不動尊
鎮宅不動尊は、顔が1つ、手が4本ある「一面四臂鎮宅不動尊」として知られ、厄除けや災難除け、方除けの神として信仰されています。
十二大権現
十二大権現は、赤子を抱いた高さ5mの立像で、慈悲と愛情を象徴しています。本来は富士山の神で、子授け・安産・子育ての祈願に信仰されます。
倶利伽羅不動尊・厄洗弁財天
倶利伽羅不動尊・厄洗弁財天は、災難や厄を祓い清める守護の神様です。倶利伽羅不動尊は不動明王の化身で、困難や災いから信仰者を守る力があります。
恵比寿・大黒天
恵比寿様は、商売繁盛や幸運を招く神様です。釣竿を持ち、鯛を抱えた姿で表され、商人や漁師、そして多くの人々に信仰されています。
大黒天様は、福徳や財宝を与える神様です。打ち出の小槌を持ち、袋に入ったお金を象徴し、特に豊かさや事業の成功を祈る神として知られています。
御嶽三柱の大神、開山三霊神
御嶽山大和本宮には、御嶽三柱の大神が祀られています。これらの神々は、御嶽山を守護する神で、國常立尊(くにのとこたちのみこと)が天地を創造し、大己貴命(おおなむちのみこと)が福を、少彦名命(すくなひこなのみこと)が健康を守ります。
また、御嶽山を開山した覚明行者、普寛行者、一心行者の三霊神も祀られています。
大和光霊殿
大和光霊殿は、神道形式の納斎・納骨堂で、亡くなった人々が霊界へ昇天し霊神となるとされる神道の教えに基づいています。信徒や教団の教師だけでなく、宗教を問わず、どなたでも納斎や慰霊を行うことができます。
神武天皇像
御嶽山大和本宮には、初代天皇・神武天皇の御分霊を樫原神宮から遷霊した像が祀られています。この像は、大和本宮内の海抜110メートルの山上に立ち、高さ16メートル(台座込み)にも及びます。
銭洗大黒天
この神様のもとでお金を洗うと、福を呼び込んだり、運気が良くなると言われています。
御嶽教資料館
御嶽教資料館では、御嶽教の歴史、教義、信仰に関する資料が展示されています。
御嶽山大和本宮の詳細と七五三、お宮参りのご祈祷について

- お宮参りご祈祷:あり
- 七五三ご祈祷:あり
- お宮参りご祈祷の初穂料:5,000円~
- 七五三ご祈祷の初穂料:5,000円~
- ご祈祷は予約不要
※随時ご奉仕 - ご祈祷は本殿入口左手の受付にてお申込み
御嶽山大和本宮の基本情報・アクセス・駐車場情報
| 神社名 | 御嶽山大和本宮 |
| 住所 | 奈良県奈良市大渕町3775番地 |
| 電話番号 | 0742-45-4581 |
| 受付時間 | 9:00~17:00 |
| アクセス | 〇電車・バスの方 近鉄奈良線「学園前駅」 近鉄けいはんな線「学研奈良登美ケ丘駅」から奈良交通「大渕橋」より徒歩5分 |
| 駐車場 | あり |
| 公式HP | https://www.ontakekyo.or.jp/ |
| お宮参りのご祈祷 | あり |
| ご祈祷時間 | 9:30~16:30 |
| お宮参りご祈祷の 初穂料 | 5,000円〜 |
| お宮参りご祈祷の授与品 | 御神符、お食い初め膳、歯固め石、ガーゼハンカチ |
| お宮参りご祈祷の 予約 | 予約不要※御祈祷は随時ご奉仕 |
| 七五三(753)のご祈祷 | あり |
| ご祈祷時間 | 9:30~16:30 |
| 七五三(753)ご祈祷の 初穂料 | 5,000円〜 |
| 七五三ご祈祷の授与品 | 御守、千歳飴、玩具セット |
| 七五三(753)ご祈祷の 予約 | 予約不要※御祈祷は随時ご奉仕 |
※駐車場は大きな駐車場スペースがあります。

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公開日2025年11月7日
更新日2025年11月7日



